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2月28日(金)

○終業後、今日で会社を辞める先輩の送別会。そのせいで、最近僕は自分が会社を辞める場合のことをよく考えていた。その場合はあんまり送別会なんてやって欲しくないなぁ。いつものように「お先に」とか言って帰って、そのまま二度と会社に来ない…そんな日常に埋没した感じの自然な去り方がいいなぁ、なんて。
○でも、結局はこのままの毎日が続くんだろうなぁ、なんて諦念が常に背中合わせだったりするんだが。


2月27日(木)

○夜静岡の友人Oさんから電話。僕が彼のムーンライダーズの同人誌を買ってからの知り合いで、来週東京でムーンライダーズのファンで集まろうとのお誘い。もちろん参加。
○最近エヴァにハマっていると言ったところ、火が付いたような大盛り上がりに。静岡じゃ最近放送が終了したそうだ(しかも最初の放送)。Oさんは先生やってるぶん、告白療法なんかも心得ていて、エヴァを「遠くの花火を見ているような」分析的な視点で見てるとか。それに比べて僕は、日常に熱狂が欲しくて、あえて神輿を担いでもみくちゃにされようとしてる感じで、根本的に見方が前のめりなのだ。「映画版でアスカ死んじゃ嫌だ〜」とか言ってるようじゃなぁ(笑)。
○ところで、妙な記号ばかり吐き出すようになったプリンターだが、さすがに手に追えなくなって、メーカーに電話。ドライバーの再インストールの詳細な方法を教えてくれて、加えて「最初にケーブルを一度はめ直して確認して下さい」とも言われる。まさかそんなことが原因じゃないだろう…と思ってやってみたら、正常なプリントが可能に。なにそれ。


2月26日(水)

○渋谷で、ハイポジの「ジュンスイムクノテクニシャン」12インチ盤、パラダイスガレージ「豊田道倫」、シュガーフィールズ「メロディアス・ワールド」、台湾の猪頭皮の「和諧的夜晩OAA」、ノルウェーのmari boineのベスト盤を購入。ADSと組んだ嶺川貴子のマキシシングルも買うつもりだったが、金が尽きた。
○パラダイスガレージは買おうかずっと迷ってたんだが、「ムーンライダーズのコンサートで泣いた」という発言が決定打になって遂に購入。この男、松山千春の大ファンでもあるらしいんだが、弾き語りにすらその影響のあとが見られない。いや、「俺は俺」的なスタンスが共通してるのか。音は薄いが、引き込まれてしまった。今日はハズレなしの大収穫。でも明日また銀行に行かなきゃ。
○アナログなんて久しぶりに買ったので、まずプレイヤーの掃除をすることを余儀なくされる。一応プレイヤーを掃除したものの、部屋の中がホコリっぽいんで、聴き終えてしまう時には、空中を運んだだけでレコードがホコリまみれに。まだ一度しか聴いてないのに…(泣)。今度の休日こそ部屋の掃除をしようと、今年何度目かの決心。ホコリが立つのが怖くて物を動かせないってのは、どう考えたって健全な生活環境じゃないもんなぁ。


2月25日(火)

○新宿のロフトプラスワンで行われる「ティポグラフィカ・シンポジウム」に行くつもりだったんだが、心身ともに疲れているのと(まだ火曜なのに)、先日の栗コーダカルテットのインタビューのテープ起こしを急がなければならないことで、迷った挙げ句、真っ直ぐ帰る。
○テープ起こしってのはキツイねぇ、久しぶりにやったんだが。料理屋でのインタビューのため、店内の音楽や食器の音、インタビューと料理のことが入り乱れる会話などなどで、聞き取りは難航。やっと3分の1ほど完了する。
○夜の11半過ぎ、恋人から電話。今度はイスタンブールからで、音がブツブツ途切れまくり。日本で、嫌みな女の先輩のせいでストレスに首、いや頭まで漬かっている僕は、ムーンライダーズの「イスタンブール・マンボ」でも聞いて寝ることにしよう。終わり無き日常に、溢れるほどの諦念を。


2月24日(月)

○どうしても仕事をする気になれなくて、会社にあったオー・ヘンリー傑作集とか谷川俊太郎詩集を手にしたものの、まったく頭に入らない。活字は頭の中でも活字のままで、思考への有機的な溶解は行われず、固形のままでさっぱり解析できない。しかも、これを書いている今現在、今日何をしていたかもまったく思い出せない。こんな日もある。

2月23日(日)

○なんか、気がついたらプリンターがまともに動かない。一応動くことは動くんだけど、何か記号のような文字ばかりがデロデロ吐き出されてしまう。文章でも画像でも。なんにもいじってないのに、なぜ?
○実は以前もこんなことがあって、プリンターのドライバーを再インストールしたら治ったんだが、今度はまるで効果なし。いくら設定をチェックしても、相変わらずデロデロ。パソコンを買ってからこの1年、トラブっても落ち着いて考えれば何とかなると信じて、実際何とかなってきたんだが(例外1回)、今度はお手上げ。システムに根本的な問題があるんだろう。普段は使わないから、いますぐ困るってわけじゃないが、やはりまいった。
○で、日曜日のお約束でエヴァのビデオを見る。なんなんだよ16話「死に至る病」。死の恐怖の中でシンジが自分の存在を自問自答する場面の物凄いことといったら…。今まで気楽に見てたいたが、一気にしっぺ返しを受けた感じだ。シンジっていうキャラとのシンクロ率が高い人間ほど、この物語から受ける精神汚染が激しいんだろうが、僕の場合、もう完全に自分の中に「入ってきた」という感じだ。「楽しことだけを数珠のように紡いで生きて行けるわけがないのさ」なんて、勘弁してくれよ〜。こんなに強烈な衝撃を受けることになるとは。
○しかも、劇場版の予告を見たら、なんかキャラがガンガン死ぬみたいだし。恐いよ〜。庵野監督は、観客のキャラに対する思い入れを敢えて踏みにじる気だぞ。ハッピーエンドなんてカケラも頭に無いぞ。すべてを自分の表現の犠牲にする気だぞ。もうすっかり暗い気分になる。強烈に見たくもなったんだけどさ。
○それでも、おたくのタチの悪さを百も承知で、アニメの中でこんな世界を展開させている庵野秀明監督には頭が下がる。誤解も批判も罵倒も嘲笑も乗り越えて、自己の信じる表現を突き詰めていく姿勢には敬服。できるなら、この夏の完全版で、その表現が今度こそ成功することを祈る次第。


2月22日(土)

○今日は広末涼子が青山墓地でビデオ撮りという情報もあって、普段なら発狂寸前のテンションで向かうところなんだが、今日はそれどころではない。横浜のヴァージンメガストアで行われる栗コーダーカルテットのミニライブの後、彼らに取材が出来るからなのだ!
○ダメもとでメンバーの栗原さんに頼んだところ、昨夜OKの返事が。ひとしきり大喜びした後、でも何を聞けばいいんだ?と頭を抱える。いや聞きたいことはたくさんあるんだが、それをまとめて、そして緊張せずに聞けるかと考えると…。対人不安がドバーッと、ね。
○一通りの準備の後、横浜へ。栗Qのミニライブ終了後、栗原さんにあいさつ、小1時間ほど待って、いよいよお話を伺えることに。僕はてっきり、楽屋なんかで10分程度かと思っていたんだが、彼らの車に同乗して、中華街の店で食事をしながらのインタビューに。皆さん僕にとっては大スターなわけで、自分がここにいていいの?みたいな気分でなんか不思議な感じ。一仕事終えた後、食事中にテープを回転させてのインタビュー、しかも僕の質問の要領の悪いこと。それでもまじめに答えて下さったメンバーの皆さんに感謝しまくりです。ありがとうございました!
○でも栗Qの皆さんって、ホントあの感じのままの優しい方々で、僕も極度に緊張せずに切り抜けることが出来ましたよ。「音人一致」なんて言葉も頭に。勝手な造語だけど。
○この日の模様は、「BODY meets SING」で。テープ起こしに時間がかかりそうだけど、必ず。お楽しみに!
○でも、こうして栗Qと話す機会が持てる自分と、毎日会社でうつの自分。なんか結びつかなくて、妙にリアリティが無い。人生って、何が起きるか、どう転がるかわからないもんだと改めて思ったりもした。


2月21日(金)

○帰りに、閉店セールをしている渋谷クアトロWAVEに寄る。同じ渋谷にあるロフトWAVEにくらべても、イマイチ繁盛してなかったこの店、明後日までの命となってしまった。すぐ向かいのHMVにはあんなに客がいるのになぁ。そしてなにより、ここは渋谷で一番ワールドミュージックが充実していた店で、これからこの手のCDの買い出しには新宿まで行かなきゃならないかと思うと、残念至極。
○ここにはスペースシャワーTVの公開放送用のブースがあるんだが、WAVEに行くと、そこに人垣が。迷わず、スーツ姿のまま若人達の人垣の構成員になる。
○背を伸ばして覗き込むと、女の子が2人、VTRから切り替わるのを待っている。その1人は、頭に人形やらオモチャやらつけて、首にゴーグルをかけている。どう見ても篠原ともえ…なんだが、しばらく判断を留保してしまった。どーにもこーにも、かわいすぎるんである。TVに映るのとは別人みたい。しかも、決定的な違いとして、静かなんである。ね、信じらんないでしょ?
○が、カメラがスタジオに切り替わった瞬間、篠原ともえと確認。あの話し方と騒々しさは。メディア上の姿だの虚像だのと云々する気はないけど、おそらく本人の中ではいろいろあるんだろーなーとか、ぼんやり考える。で、そんなことを考えさせるところも、彼女の立派な魅力であるわけで。
○さて、20分ぐらいその様子を見た後、いよいよレコード狩りへ。輸入盤は全て50パーセントOFFということで気合いを入れまくったんだが、めぼしい物はほとんど漁られた後。気になった物でも、本当に今これが聴きたいのか?と考えると棚に戻してしまったりで、指を真っ黒にして見てまわったのに、結局買ったのは1枚。maurice el medioniというユダヤ系のミュージシャンの「cafe oran」というアルバムで、ユダヤとアラブ、そしてカリブが不思議に溶け合った音楽。これが1200円。さんざん散財させらせた店だったが、篠原ともえも見れたし、クアトロWAVEの最期に感謝。


2月20日(木)

○リンクページを作成開始。自分で使うためだけに。今までダラダラ時間ばっかりかけていたページが遂に完成したんだが、気づくと今度は何かを作らないではいられない状態に。なんか盆栽いじってる感じ。いやはや。

2月19日(水)

○いつもの朝と同じように、出勤のため家を出る。ところが駅に着くと、定期がない。じゃあ、切符を…と思ったのだが、僕は定期入れと財布が合体しているのを使っているために、1円もない状態。しばし呆然。今までこんなに大味な忘れ方、したことなかったのだ。今から家に戻ったら遅刻だし、家族に届けに来てもらうのも悪いし…。「まいっか。今日は会社休もう。」もはや、何かが自分にそうさせているかのように感じて納得。自分の欲求を、超越的な存在のせいにするという手法ですね、ある種の宗教の信者がよくやる。
○いつもとは逆に進む家への道の、なんと清々しいこと。街が輝いてみえるんだから、現金なもんだ。
○とりあえず会社に人が来る時間まで、電車の中で読むはずだった本を読み、頃合いを見計らって電話。お約束通り「風邪で熱が」とかなんとか言って、いざベッドへ。会社の人、これ読んでたらスイマセンねぇ。どうでもいいけど。
○再び眠る前に、この突如降って湧いた休日を、いかにして有効に過ごすべきか考える。とりあえず紙に書き出したりなんかして。何もしないと虚しい、というのはまさに貧乏性。
○起きて昼食後、さっそく行動開始。まずはNTTへ。実は、先月の電話代が2万円近くなり、遠ざかる意識の中に浮かんだのが「テレホーダイ」。そんなわけで、普段は昼間NTTに行けないが、今日はここぞとばかりに申し込みへ。
○その帰り道、近所の総合病院2ヶ所に寄る。日中に行ける時に、精神科があるか確かめようと思ったんで。そのうち1ヶ所には類する科があり、受け付けに問い合わせると、科に直接行って話してみた方がいいと勧められる。内心、まいったなぁ、そこまでやるつもりじゃないのに…と感じながらも、せっかくの機会なので(いいか悪いか別として)、行ってみることに。精神科は、廊下を進んだ一番奥。「隔離」なんて言葉が頭をよぎる。ところが、そこには誰もいないんで、しばらくソファーに座って待つ。今頃みんな働いてるのか。俺何してるんだろ。外明るいな。子供の声がするよ。
○ほどなく若い女医さんが来たんで話しかけ、「うつとイライラが激しくて、薬が欲しい」云々と事情を説明。ところがここは、僕が通いたい土曜には、初診は受けつけていないとのこと。でも、精神科の専門病院は「タウンページ」で調べても近くにないし、ここでいいかぁという気に。また「風邪」をひいて会社を休めばいいや、自分が一番大事だし。
○その後、後回しにしていた手紙やメールを書いたりして、虚しさからの逃避を続ける。なんとか成功。アクシデント発生なるも、充実した1日ということで。


2月18日(火)

○以前から作成していたSWAYのページが、遂に竣工、無事UPの運びに。いやー、本当に完成したんで自分で驚いちゃいましたよ(おい)。構想は去年からずっとあって、やっと今年になってからやる気になったものの、やらなきゃという気ばかりがあせる→なかなかやる気湧かず→放置→自己嫌悪、という無限ループ状態だったので、これで一安心。
○まぁ、さそり座の「窓ガラスのへのへのもへじ」が頭の片隅にでも残ってる方は、ご覧になって下さいよ。(本当は誰でもいいから目茶苦茶見て欲しい。)こちらです。
○夜、恋人から国際電話。なんか横で男が喋ってるじゃん?と思ったら、それは向こうに届いた自分の声が、さらにまた僕自身に聞こえているのだった。相互の話のタイミングが微妙にずれるし、しかも自分の声の時間差攻撃でなにがなんだか。「今どこ?」と聞くと、「アンカラ」って言うんで、一瞬なぜアラスカ?と思っちゃったが、それはアンカレッジ。正解はトルコの首都。兼高かおるもビックリの世界行脚。なんだよ、俺が日本でこんな暮らしに耐えてるってのにぃ。


2月17日(月)

○お約束のうつ状態で会社から帰宅すると、ヨーロッパに行ってる恋人から、2枚の絵ハガキが。消印は9日と12日、チェコのプラハとオースリアのウィーンから。楽しそうだ。読みながら、この差が人生の不条理というものか…と漠然と思う。
○切手は2枚とも、子供達を描いたカラフルなもの。今の僕にとって、一番遠い絵柄だ。


2月16日(日)

○今日は一日千秋の想いで待った日曜日。なぜなら…エヴァの再放送のビデオが見られるから(激爆)!東京じゃ、土曜深夜の2:55〜4:50というすごい時間帯に再放送中なんですよ。
○起きて、着替えもせずにビデオをセット。さぁ、いよいよ…と思ったところで、外で拡声器の声がする。誰だよ、日曜の昼間っから?窓から顔を出すと、雨上がりの濡れた通りで、どこぞの政治家が選挙カーを停めて演説中だ。周りにはひとっこ一人おらず、そんな中で国政がどーのとわめいてる。車の看板を見ると、共産党の議員だか候補者だか。なんだよ、国家を語って自己満足するためなら、市民生活の犠牲もやむなしとは、お見事な共産主義思考だねぇ。「赤旗」の営業なら、真っ赤なスーツでも着てほかでやりやがれ!と、本気で文句を言いに行こうとする。エヴァ絡みだから。ところが、慌てて着替えてるうちに、そいつはすぐにご退散。なんだよ、まったく。
○で、静かになったところで、さっそくエヴァを。シンジがいつのまにか色気づいたねー、9話のシンジとアスカの2人きりの夜の場面の演出はさすがだねー、ずいぶんと謎を小出しにするねー、レイの出番増やしてほしいねー、などと満喫。でも、ここまでは意外と明るいロボットアニメって感じ。常に病んだ暗い影は漂うんだけど。これからはどんどん崩壊してくらしいし、知り合いのMさんにも「これからの展開を思うとムネカタさんが不憫で」とか言われてるし(笑)、油断は禁物か。
○そんなわけで2時間ほどの社会不適応者状態の後、SWAYのページを作ろうとするが、全然はかどらず。明日から仕事だから昼寝でも、と思うが眠れず、この間暗闇でドアにぶつけて曲げた眼鏡のフレームの修理に行ったり。で、ブラブラ本屋で立ち読みなどしていると、あら不思議、もう日が暮れる。
○家に帰っても、Web見てネットニュース見て、メールチェックして返事書いて…時間だけが流れる。やるべきこと、一向に進まず。でもいいや、大事なことなんて本当は何もない、それに日曜は来週もあるんだ。いやまてよ、ということは、その前にはまた平日が5日続くんだ…そう考えて、早くもブルー。
○こうして、また人生の1日は確実に過ぎ去っていく。


2月15日(土)

○最近神経がひどく疲れていて、あまり人混みに行く気がしない。1日家で…何してたんだっけ?
○そうそう、「BODY meets SING」ほかのホームページ群の更新作業。このページもしかり。
○で、情報を確かめるために「ぴあ」を買いに行ったら、近所のコンビニ2軒とも売り切れ。おいおい。仕方ないんで、置かれていた広末涼子のポケベルのチラシを手土産にして帰る。実は、これはこれでけっこう幸せな気分に。…人生こんなじゃダメだー!


2月14日(金)

○皆さんバレンタインデーの戦況はいかがでしたか?討ち死にですか?そうですかぁ。
○え、僕?僕は、恋人からは今月2日に既にもらってるんですよ、彼女がまた海外に行っちゃう前に。今頃はヨーロッパのどこぞの国にでもいるはずです。もちろん今日まで残しておこうと思ってたんですが、口寂しい時に食べちゃいまいました。向こうもそうなると予想してたと思いますが。で、今日はせめて箱ぐらい眺めようと思ったら、部屋の一角を占めるCD・本・雑誌の下のどこかに…。次の掃除の時、春頃にはぐらいには見つかると思います、たぶん。
○会社ではどうかっていうと、うちの会社(の中でもうちの部)は、バレンタインデー廃止なんですよ、去年から。女性陣中心でアンケートが行われて、否決になったんです。つまり、入社以来、僕は会社でもらった事がないわけです。こんな会社、世間じゃ少数派なんですかね?たぶんそうでしょうね。ただし、部長と社長には、それぞれ部の女性がまとめたシロモノが1個渡されてるらしいんですが。まぁ、僕のいる課は、8人中5人が女性で先輩ばっかりなんで、ない方が気は軽いんですけどね。
○僕はどちらかといえば虚礼は嫌いなんですが、でもここまでスッキリ無いと、寂しいとは言いませんが、でもなんかねぇ。それは、チョコが欲しいというより、世間一般に蔓延する会社ライフの年中行事を味わってみたいなぁ、という感じで。ほら、秋月りすの「OL進化論」にあるような、ね。まぁ、あったらあったで「面倒くせー」と言ってるに決まってるんですけど。


2月13日(木)

○「現代思想入門」(宝島社)をやっと読了。実に2週間かけての読破で、読んで小利口になった気分を味わうつもりが、改めて自分の頭の悪さを思い知らされるハメに。記号論や構造主義はわりかし理解できるのに、それ以前の形而上学やら現象学やら実存主義やらに苦労して、ハナから「挫折」の2文字がちらつく始末だった。
○で、今日からは同じく宝島社の「精神世界マップ」を読みはじめる。読んでる本の傾向が危険だなぁ。しかも宝島社ばっかじゃ頭悪そうだし、サブカルチャー系オタク丸出しだ。しかも、思想書なんて読んでいるうちに、文の一語一語を理解しようという変な癖がついてしまって、なかなか読み進めない。
○僕は大学に入るまで、ほとんど本なんか読まなかった。それこそ1年に1冊ぐらいのもんで、政府調査にあるような、「本を読まないけしからん若者」の典型。学校の読書感想文なんて、課題の本を読まずに書いてたし(笑)。
○しかし、大学生や社会人になるにしたがって、その反動のように本とか雑誌を大量に読むように。一時期はフリーペーパーの類までチェックしまくっていた。今度は、情報を片っ端から追っかけずにいられないという、強迫観念にとらわれはじめてしまったわけ。
○インターネットも同様で、ホントやりだしたらキリがない。この中から自分の趣味に合うページや、本当に必要な情報を探し出すのって、至難の技だよなぁ。しかも、NTTの請求書が恐くて。テレホーダイも平日は使えない、宮仕えの身の悲しさよ。トホホ。


2月12日(水)

○去年12月の冬コミで、ムーンライダーズの同人誌を売っていたKさんから、手紙の返事が届く。彼女は同人誌の中で、「さそり座の『窓ガラスのへのへのもへじ』を譲って下さる方いませんか」と書いていて、さそり座にはちょっとうるさい(笑)僕が、「ダビングだけなら」と手紙を送ったわけ。
○すると、なんと既に他の人から譲ってもらったとか!あのレコードを持っていて、しかも手放す人がいたことに驚く。世間って広いなぁ。去年の冬にもNIFTYの掲示板で「窓ガラスのへのへのもへじ」を聴きたいと書いてた人がいて、さっそく連絡を取ったりもした。今回の件といい、今もあの曲を聴きたがっている人は、本当に多いみたいだ。
○僕は以前書いたように、現在SWAY(=さそり座)のページを作成中。そして、これまたNIFTYで知り合ったIさんから、昨日ライブリポートを頂いたところ。これでもう材料は勢揃い。もはや逃げ道はない(笑)。
○それにしても、最近じゃ電子メールでのやりとりを毎日しているぶん、普通の郵便(「原始メール」と呼ぶ人も)の遅さがまどろっこしくてしょうがない。しかし、色とりどりの便箋にイラスト入りの手紙を読んでいると、手紙もたまにはいいもんだなぁという気分に。単に僕がオヤジなだけ?
○20歳のライダーズファンの女の子の手紙には、慶一氏のイラストが。もう50歳近い慶一氏も、ここでは少しだけ若い感じだ。


2月11日(火)

○エヴァンゲリオンの怪文書なるものがネット上で流布されているようです。結構笑えます。ここに置いときますね。
○ところで今日って、何の祝日だったの?


2月10日(月)

○今日会社に行っても、また明日は休み。こんな日は、当然やる気なんてわかないので、とっとと退社。
○渋谷HMVで、「BARFOUT!」3号と、やっと出たBLURの輸入盤を購入。
○それから、最近エヴァにハマっていることだし、久しぶりにオタクの聖地「まんだらけ」に行く。今日はルパン姿の名物店長はいなくて、その代わり「すごいよ!!マサルさん」のマサルのコスプレをした店員が。こんなところに時代の流れを感じてしみじみ…って、しみじみする対象じゃないか。
○結局買うような掘り出し物は何もナシ。中古同人誌のブースで、慣れたお手並みで本をバカスカとカゴにブチ込んでいく女の子たちを見て、感動すら覚えたところで退却。しかし、彼女たちから見れば、スーツ姿でエヴァのやおい本を手に取ってる僕も、相当変だっただろうなぁ。いや、物珍しかったもんで。
○実は昨日も、エヴァの再放送のビデオに釘付けになった挙げ句、マンガ版の2・3巻も購入。発狂止まらずといった感じなのだが、これも結局は、夢中になれるハレの場を求めようとする、うつの反動に過ぎないんだろうなぁ。そう気が付いて、また自分の首を絞めてしまうのだ。

2月9日(日)

○1日も終わりにさしかかった夜12時前、女友達Iから電話。「最近調子どうなの?」「もうだめ、完全にうつかイライラしてるかでさぁ」「ああ、あたしも最近うつなんだ」。思わぬ意気投合。喜ぶことじゃないんだけど。
○彼女はSEなんて仕事をしてるんだが、職場がめちゃくちゃハードで、帰りが早くて11時、遅けりゃ1時。これが毎日なんですぜ。それに加えてプライベートな問題とかいろいろで、複合的にやられちゃってるとか。
○「会社にいる時はまだ自分を保とうとするんだけど、家に帰って1人になるともうダメでさぁ。休日なんか、用がなくても外に出ちゃうもん、1人じゃ耐え切れないから。」僕は、会社や通勤中にうつやイライラがひどいんだけど、家に帰ると平気になるクチなんで、なんだか彼女の方がもっとシビアな気がしてくる。僕はまだいい方なのかもね。
○なにしろ、そんな会話の一方で、うつ病の連中向けのホームページを作ろうかぁ、なんて考える余裕はあるんだから。「うつ病掲示板」とか「うつ病チャツト」とか作って、皆でどんどん相互に悪影響を及ぼす、と(笑)。こんなくだらないこと考えていられるうちはまだ平気、かな?


2月8日(土)

○NHK−FMのハイポジのライブを録音中、本命の曲の時に限ってカセットデッキがトラブルに。「もうこんな人生イヤ!」とひとしきり泣いた後、きれいさっぱり忘れて本屋へ買い出しへ。
○今日は前から気になってたクローン黒沢他の「オトナのハッカー読本」、「STUDIO VOICE」3月号、貞本義行「新世紀エヴァンゲリオン」(マンガ版のやつね)という健康的極まりないラインナップを購入。「エヴァ」は1巻が売り切れてて、探しちゃいましたよ。
○マンガ版「エヴァ」は、アニメよりシンジが明るい気が。これって、アニメの放送前から連載がスタートしてたようだから、当時はまだキャラが煮詰まってなかったのかな?
○「STUDIO VOICE」もやってくれてますよー、エヴァの大特集!表紙からシンジ!精神分析・心理学から神話、ヒッピーカルチャーの各側面から、映像・SF史的位置づけまで、かゆいところ(=自分で調べるのが面倒なところ)に手が届く大特集。エヴァにはインテリ衆も大喜びってことが、よーくわかるっス。
○「オトナのハッカー読本」も面白い。1ヶ月前の情報はもう大半が通用しない「秒進分歩」のこの世界じゃ、この本の実用的価値なんかとっくに旬が過ぎてるんだけど、ハッカー達の人生模様はやっぱ最高。クローン黒沢氏、保釈おめでとう!(エロCD−ROMを売ってて捕まったんだって。)


2月7日(金)

○最近連載が新たにスタートしたマンガの話でも。
○一番光ってる、いや、鈍くうごめいているのが「ヤングサンデー」で始まった新井英樹の「The World Is Mine」。まだ3回目までだが、作品の底に流れる闇の深さがケタ違いなのだ。
○脳が他の類猿人と入れ替わっているのか?と疑いたくなるほど暴力的な「モンちゃん」と、小心者の爆弾マニアの「ケン」が上京、中身を爆弾に換えた消化器を、町中の本物の消化器と次々にすり替える。これが何の目的で、なぜ2人が一緒にいるのか、何の説明もなし。自分達を排除する社会に対しての憎悪という点では、ちょっと村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」を思わせるが。しかも、青森では巨大で狂暴な熊が登場…と、ストーリーの全貌はまだサッパリの状態。しかも、場面やセリフの構成はカットアップ的なほどに高度で、読んでいて気を抜くことすら許されない。
○「愛しのアイリーン」も最初はわかりづらかったが、問題はそんなところではない。この人が描く人間の泥臭さの強烈さがスゴイのだ。モンちゃんとケンのキャラはもちろん、東北の巡査、売春婦、ハンター…。言い出したら始まらないが、その人間描写の生々しさは、人間に対する愛情というよりも、深い憎悪や諦念に発するような気がしてならないのだ。しかも、今回は以前の「宮本から君へ」「愛しのアイリーン」に感触を引き継ぎながら、人間のより根源的な負の面を見据えているかのようだ。
○今週号では、恋人と上京してダンサーを目指そうとする高校生の女の子が、数ページ先では熊に襲われて、肉塊となってバケツで回収。あらゆる情を排するかのような、この暴力性はなんなのだ?あまりに美し過ぎるじゃないか。
○さて、悪意溢れる新連載といえば、この人も忘れちゃいけない。「モーニング」でこちらも新連載第3回の、榎本俊二の「えの素」。…このタイトルからして強制脱力って感じでしょ?シュール&ナンセンスという点は、前作「GOLDEN LUCKY」と同じだけど、さらにエログロ・殺人など鬼畜要素が増量。人肉食も描いて、回収騒ぎを目指せ!


2月6日(木)

○朝から極度のうつ状態に。原因など何も無くても、僕はいつでもうつ状態の準備万端なのだ。自慢することじゃないか。
○今日は特にひどく、完全に1日中そのままの状態だった。ここまでうつが続くと悪い冗談のようだが、あいにく「笑う」という概念が自分の中から消えているので、それもできない。
○僕はデスクワークなのだが、それがこの状態に拍車をかける。本当に向いてないな、この仕事。しかも、ここぞとばかりに仕事上のミス発覚。なんて素晴らしい。あと1年勤めたら会社を辞めて、1年ぐらいプーで暮らしたい。そんな夢想が唯一の逃げ場。
○それにしても、こんな状態にいつまでも絶えられるはずがない。1人で悩むのもこのくらいにして、そろそろ身体を動かしてみようかとも考えはじめた。え?スポーツでもするのかって?違う違う、病院のそれ相応の科に行こうと思っているんだ。いよいよ。
○でも問題は、病院を探す気力もないってことなんだが。


2月5日(水)

○夜、僕が学生時代から参加しているイベントの企画集団の会合に。最近じゃ、やる気がないので、行くかどうか迷ったが、集まったのが6人(自分含む)で、後悔の海に頭までつかる結果に。
○この集団では、91年から4回「アジア祭り」と言う安易にして的を射た名称のイベントを開き、在日のタイやビルマ、カンボジア、韓国、台湾などの人々が出演、2日で3000人を集めたりもした。が、年々中心スタッフが減少し、去年は予算や会場の都合もつかず、「1回休む」ということにして開催しなかった。そして、この種のイベントは、1度中止すればもう息を吹き返さないことは、全員の暗黙の了承でもあった。
○思えば、あのイベントは僕にとって強烈なハレの場だった。テンション上がりまくりで、次の日は仕事が全く手につかなかったことを覚えている。
○こうしてハレの場を一つ失い、さりとて一発逆転のアイデアや行動力もない僕は、ただ黙ってこの状況に身を任せることにした。少しでも慣れておいた方がいい。きっと。


2月4日(火)

○終業後、そろそろ来る電車のために足早に駅へ向かうと、なぜか既に電車が止まっていた。また事故か?と思いつつホームに上がると、止まっている電車の扉は閉じたまま。そして、ホームのいつも立っている辺りに行くと、人々が電車とホームの間のすき間を覗き込んでいた。見えるわけないのに、電車の車内からも。…嫌な予感。
○やがてわらわらと駅員達が現れ、事件はさっき起きたばかりだとわかる。この駅はホームの両脇に線路があり、1人は逆側の線路に降りて、そこからホームの下をくぐって問題の線路に向かう。こんな通路(とは言わないか)があったのだ。街の人達も異変に気付いて、駅の周りに人が集まりだす。
○ホームと車両のすき間から、「生きてるぞ」という声が。どうやらホームの下の空間に入り込んで、無事を得たらしい。ホームでは駅員が、「現場を見た方いませんか」と呼びかける。それに答えた中年サラリーマン氏いわく、「警笛鳴らされてたのに、そのままふわっと…」。
○やがて、電車のドアが開き(これまでずっと閉まっていたのだ!)、人々が降りてくる。でも、乗る人は意外に少ない。考えてみれば、僕もそっちの路線なのだが。やがて電車はやっとこの駅を去り、いよいよ線路が現れる。そこに人影はなく、線路の狭い範囲に、しかしベットリと血が。ホーム下のスペースでケガ人といる駅員が、「酔って落ちたそうです」と言う。なんだそりゃ。間の抜けた理由に、なんか気が抜けた気分に。ケガも、足に負っただけらしい。
○いつのまにか、僕は隣に立っていた60歳ぐらいの見知らぬオヤジと話し始める。「女らしいよ」「女ですか。酔って落ちたって言ってるらしいけど」「はー、俺も酒入ってるんだよ」「じゃおじさんも気をつけなきゃ」などと世間話のようなノリで話しているうち、駅員達が現場を青いシートで囲み、ケガ人の収容を始める。この頃にはホームは人で一杯、そして好奇心と後ろめたさが入り交じった妙な熱が最高潮に達していた。
○やがて担架が上げられ、彼女を包み込んだ白いシーツから、顔が少しだけ見えた。「若いなぁ」「若いですね」20歳かそこら。僕よりも年下だろう。彼女が運び去られた後のホームには、線路から上げられたヒールが、持ち主をなくたまま置き忘れられていた。そして、不意に訪れたハレの場の終焉に、人々は三々五々去っていく。あっけなく日常に回帰していく。
○そして僕は、担架の上で虚空を見ていた彼女が、あの時何をそこに見ていたかをずっと考えていた。日常の現実感なんて、ちょっとしたことで瞬時に吹っ飛ぶ。だから、自分の日常自体を捨て去ろうとした彼女が何を見たのか…それが知りたかった。そして今も知りたい。
○結局30分の時間のロスの後、、渋谷へ。ハイポジのニューシングル「ジュンスイムクノテクニシャン」と、先日の栗コーダーカルテットのライブで気に入ったさねよしいさ子のベスト盤「スタイル・ブック」を購入。こんな日でもCDはしっかり買う。これが私の生きる道。


2月3日(月)

○まずい。非常にまずい。何がそんなにまずいのかって言うと、僕のコンピューターが妙な動作を起こすのだ。今日は、ホームページの作成中、ブラウザに画像が表示されなくなり、いったんブラウザを閉じて再び開こうとしても、メモリ不足で開けないとのメッセージが。そりゃ16MBは決して大きくはないけど、起動してすぐそんな状態になるのは異常だろう。しかし、ウイルスチェックをしても、感染ファイルは発見されず。となれば、やはりシステムの問題かぁ。などと考えながら、フォルダを開こうとすると、もはやコンピューターはうんともすんとも言わず…。
○幸い再起動したところ正常に戻る。しかしなぁ。普段で一番ヘンなのはどこかといえば、インターネットエクスプローラーの起動。異常に遅くて、1分くらい平気でかかる。いつからこんな状態になってしまったのか…。しかも、CD−ROMを起動するプログラムも、いつのまにかイカレている始末。
○こんな状態になっても、手も足も出ないんだな、これが。普段は何とか普通に動いてるし、第一どこをどうすりゃいいのやら。システムファイルやレジストリ云々なんて、パソコン歴1年の僕にとっては、触れれば壊れる蝶の羽みたいなものなのだ。
○そんなわけで、システム崩壊の予感に震えながら、僕は自分のホームページ群を作成している。もし、更新が止まったら、何かあったと…。いやだなぁ、再インストールだけは。


2月2日(日)

○夜帰宅後、昨夜再放送された「エヴァンゲリオン」のビデオを見ることに。この再放送、一度に4話分を2時間で放送するというナイス極まりないもので、今日はとりあえずアタマ2話の1時間を見ようとする。
○ところが…もう2時間一気に見続ける。僕はテレビの前でじっとしているのが苦手なんで、2時間もテレビの前にいるのなんて何年ぶりやら。そのくらいに引き込まれる。自分の中の何かのスイッチが、入ってしまった気分だ。
○オープニングの、カット・アップの嵐やカット割りのリズム感に、早くも「これが庵野だよ!」と興奮。本編ともなれば、キャラの立てかた(シンジはさすが話題になるだけのことはある)、オリジナリティ溢れるアングル構成、時折不意に挿入されるウイット、と目を離すことすら許されない情報量に圧倒される。そして、設定不明の戦闘物かと思いきや、いきなり学園ドラマになったり。非日常と日常を強引に混在させることによって、日常に隠れている潜在意識を浮き立たせるこの手腕…見事。
○2時間分ビデオを見終わって、オタク女(24歳・無職)に興奮したまま電話。内容についてまくしたてる僕に、彼女は作画監督の話を…。負けた。勝っても問題だが。


2月1日(土)

○先日の栗コーダーカルテットのライブへの不満(音楽面のことではない)について、スタッフの方に出したメールの返事を、すぐにいただく。一応相互の立場の確認は出来たようで、一通り納得する。
○そうすると今度は、わざわざこんな感情的な抗議などしなくてもよかったのでは…と、胸に鉛のように重い物が。これは、きっと自己嫌悪と呼ばれるものだろう。全てが自分1人の失敗に思えてくる。
○「嫌になったら逃げる」という信条(?)を徹底できればいいのだが、現実にはそうもいかず、これから書かねばならぬ返事を前に、僕はこうして日記なぞ書いて逃避している始末だ。



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日記猿人
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