ムネカタアキマサ for OUTDEX
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11月30日(sun)
午後から銀座へ。松坂屋よりも三越のほうが人出は多めでした。今日オープンしたアップルストア銀座には日が暮れた頃になっても人が並んでいましたが、Windowsユーザーの我々はスルー。

 無印良品有楽町店は、一般的に「安い」とされるよりもちょっと高い価格がそれ相応の品質を期待させる商品がだたっ広い空間に並んでいて、なんか壮観でした。メガネの安売りといったらZOFFぐらいしか知らなかったのですが、連れが無印良品有楽町店で新調したメガネは1万円。フロントとテンプルのパーツを自由に組み合わせることが可能で、1時間後には受け取れます。「Meal MUJI」というレストランも併設されていて、ここがまた空間がやけに広く、そして650円のセットメニューは食べても全然満腹にならないのがなんとなく無印良品っぽかったです。

 無印良品有楽町店の1階に入っているソフマップで売られていた980円の低反発枕も気になりました。「0」を一個見落としてないよなぁ、たしかに980円だったはず。

ご冥福をお祈りします、という言葉を僕はうまく言えません。いえ、そういう気持ちがあったとしても、亡くなった人の無念さや遺された人の壮絶な悲しみと苦しみについて考えると、そういう安易な言葉は喉で詰まってしまうのです。たとえば日本人外交官が殺害されたニュースを知り、そして彼らがともに家族を残してイラクに渡っていたことを知った時には。井ノ上正盛三等書記官には幼い子供とこれから生まれてくる子供がいて、そして奥克彦参事官による「イラク便り〜テロとの闘いとは」を読めば、彼らが自分たちもテロで死ぬ可能性を理解していたこともわかるだけになおさらです。

 僕にとっては井ノ上書記官がまだ30歳であり、日本の同じ文化の中で生きてきた同世代の人がイラクのああした状況下で殺されたという点でも少なからぬ衝撃を受けました。自衛隊の派兵問題にしても、僕には元自衛隊員の友人が数人いるものの、たとえば彼らがイラクに派兵させられるなんてことは現実離れしているように思えてうまく想像できないのです。とんだ状況になってきたな、と。

 自分が情緒的であることを自覚しつつも、しかし国民の犠牲もやむをえないと考える為政者の論理があり、さらに繰り返される「大義」と「国益」が靄のように曖昧ならば、こうして書くことも止められません。

 「『反米か、親米か』という二項対立に問題を集約してしま」うことについて10月29日の日記で触れていたのは常岡浩介さんだったな。一方で、田中宇の国際ニュース解説を読むとしょせん現在を取り巻く情勢の真実などわかりっこないという気分になり、そして日記ちょう経由で読んだ白田秀彰さんの「従属者としての幸福について」を読んでさらに暗澹たる気分になるのでした。

 最近は東京を歩いているとテロのことをよく考えます。たとえば今日も。

11月29日(sat)
本格的に寒くなってきたので補助用のストーブを購入。電気ストーブだけでも、ハロゲンとかカーボンとかセラミックとか、いろんな種類があるものなんですね。

 今日買ったのはこれのグレー。マイナスイオンも発生させるようですが、僕はマイナスイオン自体がよくわかりません。

 わ、Amazon.co.jpでも買えるんだ。すごいなぁ……。

家人が「マトリックス・リローデッド」と一緒に借りてきた、押井守監督作品「うる星やつら ビューティフル・ドリーマー」のビデオを鑑賞。十数年ぶりに見たのですが、記憶の中でちょっと評価を上げすぎていたかも。「上げすぎていた」というだけで、やはり良いのですが。そして僕は家人に不審がられるほどギャグのひとつひとつに爆笑してしまいました。やっぱりあの世界、好きだなぁ。

 その後にtwistedさん「しげる著 モーヲタ全史第1巻『終末を越えて』序説第3章より抜粋」を読み直したら一層味わい深かったです。

11月28日(fri)
SKETCH SHOW「LOOPHOLE」 SKETCH SHOWの「LOOPHOLE」(→amazon.co.jp)は、フォークトロニカという一言で片付けるのがはばかられるほどの叙情エレクトロニカ。そして「audio sponge」(→amazon.co.jp)、「tronika」(→amazon.co.jp)に続いてまたしても僕好みの作品を届けてきました。スウェーデン語入りの歌詞の曲が実に5曲。

家人が借りてきたDVD「マトリックス・リローデッド」を鑑賞。週末で疲れていたために寝まくってしまいましたが、エージェント・スミスがドバドバ登場する2つの場面は馬鹿馬鹿しくて面白かったです。でもそれ以外はけっこう普通のアクション映画、そしてSF映画でラブロマンス映画なんだなぁ。

11月27日(thu)
SKETCH SHOW「LOOPHOLE」(→amazon.co.jp)、STRADA「タブレット」(→amazon.co.jp)「スイッチバック」(→amazon.co.jp)、休みの国「休みの国」(→amazon.co.jp)購入。

「マンハッタンラブストーリー」をゲラゲラ笑いながら見ているうちに、自分の中で酒井若菜再評価の機運が高まってきました。今回は松尾スズキの演技が実に良かった……。

この日記の上部の「随時更新中」の行にはてなの杖日記Sonim Blogへのリンクがありますよね。ここにカーソルを置くと、RSSを利用してそれぞれの最終更新時刻が表示されるようにしていたのですが、更新情報の取得元であるはてなアンテナが外部からの情報の取得をできないようにしたようで、実は11月5日で最終更新時刻が止まったままになっていました。今日になってやっと気づいて、スクリプトの配布元だったくわはらさんの日記を読んで事情を飲み込んだ次第です。

 というわけでRSSを外しました。まともに稼動したのは2ヶ月という短い命でした。

 そういえば、現在はてなアンテナではさるさる日記にある日記の更新時刻を取得できなくなっているようです。詳細ははてなダイアリー日記のコメント欄に。

11月26日(wed)
「別冊宝島924 音楽誌が書かないJポップ批評32 ゴー!ゴー!Jポップス80's大滝詠一・山下達郎・佐野元春」 「別冊宝島924 音楽誌が書かないJポップ批評32 ゴー!ゴー!Jポップス80's大滝詠一・山下達郎・佐野元春」→amazon.co.jp)では、「Jポップス名盤(1)[1980-1989]」と「Jポップス名盤(2)[1990-2003]」で執筆しています。

東浩紀大澤真幸「自由を考える 9・11以降の現代思想」(→amazon.co.jp)、姜尚中宮台真司「挑発する知」(→amazon.co.jp)購入。

昨年最後の日記を読んでいただければ、毎年ビデオの録画を欠かさない僕の紅白マニアぶりはご理解いただけると思うのですが、今日出演者が発表された「第54回NHK紅白歌合戦」にも当然期待しています。たとえソニンの名がそこになかったとしても。

 彼女、民放の裏番組の格闘技番組とかに出させられたらどうしましょうね。

11月25日(tue)
はてなダイアリー有料オプション開始。従来の機能はそのまま無料で利用できるようなのでありがたいです。

 有料オプション機能の中で僕にとって魅力的なのはアクセスカウンタ。はてなの杖日記へ1日にどの程度のアクセスがあるのか全然把握してないもんで。

 料金は月額180ポイントだそうで、現在505ポイントを持っている僕も試してみようかと考えたのですが、2ヶ月程度で無料に戻すのも面倒なのでちょっと保留中です。

2001年の春ぐらいに持ち運びのできるCDJシステムが欲しくて、VESTAX CDX-15とラジカセという組み合わせを考えたんですが、実際に人からCDX-15を借りたらこれだけでもかなり重かったんですよね。

 そして今日namuさんのサイトで目にしたのが、同じくVESTAXから発売されるCDJラジカセ・CDJ-1。定価37000円だし、当時の僕なら絶対買いそうなモデルです。

Trailer Collectionにある「特攻任侠自衛隊」という映画のオープニングの動画見下げ果てた日々の企て経由で見たのですが、そのムチャクチャかっこいい主題歌「悪魔巣取金愚」を歌っているのが高橋照幸=休みの国だったので驚きました。しかも編曲は渡辺勝。高橋照幸は出演もしているようです。

11月24日(mon)
Maher Shalal Hash Baz「今日のブルース」 Maher Shalal Hash Bazの新作「今日のブルース」(→amazon.co.jp)を聴いてみて意外だったのは、以前「タダダー!トリビュート 至福刑事 VOL.2」(→amazon.co.jp)で聴いたライヴ音源よりもずっと骨格がわかりやすい曲が並んでいることでした。

 なんだかすごくキャッチーでチャーミングなメロディーが次々と飛び出してきますが、それは数十秒から1分、長くても2分で終了。41曲収録で48分というアルバムであるものの、それぞれの曲もアルバム全体としても物足りなさは感じなくて、スカスカとした演奏もメロディーの味わいを深めているという不思議なアルバムでした。ヘヴィーローテーション中。

遠藤浩輝 「EDEN」第10巻(→amazon.co.jp)、佐藤秀峰「ブラックジャックによろしく」第7巻(→amazon.co.jp)購入。

11月23日(sun)
クリスマス色が悲しいTGV Vol.16用ロゴ 単刀直入に申し上げて、12月6日(土曜日)に早稲田Sabacoでの開催が予定されていたTGV Vol.16は中止となりました。

 イベントを4年も続けているといろいろと起きるなぁ……とぼんやり考えてしまうのですがそんな場合ではなく、遊びに来ようとしてくれていた皆さんには本当に申し訳ないです。昨日も「12月6日ですよね、行きます」と友達に言われたばっかりだったし。

 今回は料金などの情報を2週間前になっても発表できない状態に陥った挙句にこうした結果になってしまいましたが、一回休んだぶん来年のTGVにエネルギー(とCD)を温存しようと思いますので、その時にはよろしくお願いします。

「NNN ドキュメント’03」で放送された「心が壊れる…〜リストカット症候群〜」を見ましたが、ドキュメント番組にしては取材対象への切り込みが甘い、というかほとんどない印象を受けました。あれだけリストカッターたちの発言や映像作品を流すのなら、そのぶん彼女たちの自意識の構造に踏み込むぐらいはしてほしかったのですが。

 番組には生活保護を受けている女性も出演していたのですが、パソコンでビデオチャットをしたり、オフ会でカラオケに行ったりしているのには驚きました。そういうもんなんですか。

11月22日(sat)
「ブラッケージ・アイズ2003-2004」を見に行く友人を会場の横浜赤レンガ倉庫まで道案内するために桜木町へ。みなとみらいの一帯は横浜WOMADが開催された頃からわりとしょっちゅう行ってるんですが、汽車道を歩いたのは今日が初めて。天気が良かったのでいい気分でした。

今日は別の用事のために、その後原宿、表参道、渋谷と移動。プラダブティック青山店は、窓が全部菱形にして立体感があり、各階の間には近未来映画に出てきそうな真っ白い空間がフィッティング・ルームとして用意されたすごい建物でした。

中島みゆき「恋文」(→amazon.co.jp)、クラムボン「imagination」(→amazon.co.jp)、Maher Shalal Hash Baz「今日のブルース」(→amazon.co.jp)購入。

11月21日(fri)
「Quick Japan」Vol.51を読んでSonim Blogを更新しました。8月から始めたSonim Blog、なんだかんだ言ってまだ続いています。

OLD TIMES BRASS BANDaudition roomに次々とアップロードされている渡辺勝関連のMP3を片っ端から聴いています。16日の日記でも触れたEARLY TIMES STRINGS BAND WITH OLD TIMES BRASS BANDの「僕の家」はもちろん、渡辺勝&シルバラード・ユニットの「東京」もまた聴くと胸をかきむしられるような楽曲。そしてエミグラントによる「ラスト・ヴァージン」がまたすごくて、渡辺勝のボーカルから情感が溢れ出して聴き手に迫ってくるかのようです。更新の度に曲が入れ替わっているようなので、チェックはお早めに。

11月20日(thu)
船越英一郎がいい味を出しまくっていた「マンハッタンラブストーリー」を大笑いしながら見た直後にトルコでのテロの映像が流れてきて、反動で一気に憂鬱に。コスプレ声のホームページに「今まさにアルカイダが六本木にいる」なんて話があったけど、洒落にならないなぁ。

その後にもう一度テレビを見たら目に入ったのがサウンドデモの光景で、うまくまとめられないグチャグチャとした気分に。デモでアジっていたランキン・タクシーの91年作「ワイルドで行くぞ」は大好きだったなぁ。この間、昨年出た彼のアルバム「エイ ヨウ ヤロオ」がコピーコントロールCDだと知って驚いたところでした。

11月19日(wed)
「MUSIC MAGAZINE」12月号 「MUSIC MAGAZINE」12月号では、くるり「ジョゼと虎と魚たち」のアルバム評を執筆しています。

12月6日(土曜日)のTGV Vol.16に向けて、モバイル版サイトも更新しておきました。一応こっちのほうもクリスマスっぽい配色にしたものの、圧縮率を下げてもJPEGのロゴ画像が汚くなってしまったのですが。

11月18日(tue)
気が付いてみればもう11月後半ですか。そんなわけで宣伝をしますと、TGV Vol.16は12月6日(土曜日)に早稲田Sabacoで開催されますので、ぜひ皆さんのカレンダーや手帳にチェックを。

Yerba Buena「President Alien」 Andres Levin率いるYerba Buenaの「President Alien」(→amazon.co.jp)をヘヴィーローテーション中。メンバーのルックスも濃ければ音のほうも濃くて、中南米音楽をベースにしながら時にアフロでもあり、そしてファンクやヒップホップもミクスチャーした、ぶ厚くてタイトなサウンドです。そしてこれがまた実に気持ちいい。Meshell Ndegeocello、Carlinhos Brown、Money Mark、Mark Ribotといった強力なゲスト陣に名前負けしていないサウンドです。

11月17日(mon)
いいかげん新幹線に乗るたびに出発元の駅でも到着先の駅でもTOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」を聴かされるのにはもう飽きた! プロデュースと作詩はなかにし礼

エスクァイア日本版12月号臨時増刊「Luca」no.4 ロクロク星人の着ぐるみ4体があまり嬉しくなさそうな子供たちと交流する写真が見開きで掲載されているエスクァイア日本版12月号臨時増刊「Luca」no.4を見ていると、「村上隆を憎んでロクロク星人を憎まず」とは思いつつも、タマちゃんに天啓を受けたり水草に痺れたりする村上隆の特集記事もつい読んでしまいました。表紙に載っているマサムネ、スピカ、ピーちゃんのぬいぐるみは商品化が予定されているものの発売時期は未定だそうです。

「BRUTUS CASA」12月号では、スローライフやスローフードに続いて、とうとう「スローアーキテクチャー」なる概念まで導入。建築に関しては門外漢なので写真を見ながら「すげーなー」と言うしかできないのですが、中でもハンガリーのイムレ・マコヴェッツによる教会建築には度肝を抜かれました。シオーフォク・ルター派教会とかパクシュ・カトリック教会とか。

11月16日(sun)
目覚まし時計をセットしておいたのに起きたら午後3時で、COMITIAへは行けずじまい。起きてすぐに部屋の掃除を始めたもののすごい勢いで日が暮れていくので、良くも悪くも秋を実感しました。

今日ずっと聴いていたのは、11月19日発売の忌野清志郎「KING」(→amazon.co.jp)。

渡辺勝のサイト・OLD TIMES BRASS BANDの「audition room」で聴ける「僕の家」、実に泣けます。

あと、カウンタの数字が150万を超えてますね。ありがとうございます。

11月15日(sat)
神宮前で中西さんと立川さんの結婚パーティー。ギターと歌による演奏や自作完コピカラオケによる歌などの出し物のほか、新郎自らによるDJもありました。大江千里の「おねがい天国」を流していたのは、後から気付いたんだけど新婦が昔ファンだったからかな? 中西さんが流した「エマニュエル夫人を抱きたいぜ〜」という謎のアカペラ(ブロンソンズらしい)や、お友達がDJで流していた内山田洋とクールファイブの「いとしのエリー」も良かったです。最後は立川さんが参加しているジャワ・ガムランのグループによる演奏と踊りで、こちらも新婦が自ら演奏に参加。

 いつまでも行く先々のライヴ会場で姿を見かける仲のいいご夫婦でいてください(本当に僕と彼らの遭遇率は尋常じゃなく高いのです)。お幸せに。

Yerba Buena「President Alien」(→amazon.co.jp)、普久原恒勇「芭蕉布」(→amazon.co.jp)購入。

11月14日(fri)
Delaney & Bonnie And Friends「D & B Together」 中毒になったみたいにDelaney & Bonnie And Friendsの72年作「D & B Together」(→amazon.co.jp)を聴き続けています。「Big Change Comin'」や「A Good Thing (I'm On Fire)」もいいけれど、オルガンとゴスペル・コーラスに彩られた「Wade In The River Of Jordan」が最高。この後に離婚しちゃうことを考えると微妙ですが、それはともかくジャケットも非常に好きです。

舞城王太郎「阿修羅ガール」(→amazon.co.jp)、乙一「GOTH リストカット事件」(→amazon.co.jp)購入。

11月13日(thu)
フェデリコ・フェリー「フェリーニの8 1/2」 以前からフェデリコ・フェリーニの63年作「フェリーニの8 1/2」のDVDが欲しかったものの、いつまで経っても日本ではDVD化されないようなので、安かった中古ビデオを購入。日本版のビデオのジャケットは左のような感じなのですが、Amazon.comで売られている「8 1/2(Single Disc Edition)」「8 1/2(Criterion Collection)」のジャケットはかっこいいです。特に後者。

 そして6年ぶりに見たこの作品、ラストの10分間にやはりまた感動してしまいました。要はこのラストシーンを見たかったわけで。

11月12日(wed)
南Q太「スクナヒコナ」第1巻(→amazon.co.jp)、藤原薫「おまえが世界をこわしたいなら」上巻(→amazon.co.jp)、「噂の真相」12月号購入。そしてそのまま電車の網棚に置き忘れたのですが、駅に電話をしたら保管されていて良かった良かった。

オリジナル・サウンドトラック「ナビィの恋」 オリジナル・サウンドトラック「ナビィの恋」(→amazon.co.jp)は、嘉手苅林昌大城美佐子のデュエットによる「十九の春」が聴きたくて買ってきた一枚。大半がロケ地の粟国島で編集無しで録音された音源だそうです。登川誠仁や山里勇吉の唄、Ashley MacIsaacのフィドル、Michael Nymanによるテーマ曲などが収録されているほか、劇中で歌われる替え歌もちゃんと入っています。

山里勇吉「八重山育ち」  面白いのはオペラの兼嶋麗子が歌う「ハバネラ」で、伴奏の三線は普久原恒勇とその弟子たちが演奏しているとか。そして、Ashley MacIsaacのフィドルなどをバックにして山里勇吉が唄うのがアイルランド民謡の「ロンドンデリーの歌」。唄のリズムがあやしいのですが、そんなことは関係なく胸にしみて泣けてきます。いや、比喩じゃなくて本当に泣きそうになるんですよ。

 そんなわけで、今年9月の再発時にも気になっていた山里勇吉の95年作「八重山育ち」(→amazon.co.jp)もこれを機に買ってきたのでした。

あっ、全部贈ったつもりだったけどフランツ・カフカの「ある流刑地の話」を忘れてた! いや、これはAmazon.co.jpに新品の在庫がなかったのでした。それも含めてまた買い物に行きましょう、いろいろとね。おめでとう。

11月11日(tue)
オリジナル・サウンドトラック「ナビィの恋」(→amazon.co.jp)、山里勇吉「八重山育ち」(→amazon.co.jp)、Delaney & Bonnie & Friends「On Tour With Eric Clapton」(→amazon.co.jp)「D & B Together」(→amazon.co.jp)購入。

高田渡「ごあいさつ」 高田渡の71年作「ごあいさつ」(→amazon.co.jp)で聴ける歌は、実に淡々として飄々としています。谷川俊太郎や山之口貘の作品を取り上げたりしつつも、その歌詞の寓話的な世界は独特にして異色。編曲を手掛けているのは早川義夫で、4曲でバッキングを担当しているはっぴいえんどはカントリーやブルーズを鳴らしています。「コーヒーブルース」はやっぱりいい曲だなぁ。

加川良の72年作「親愛なるQに捧ぐ」(→amazon.co.jp)は、高田渡と比べると歌詞の視点が普通だし、いわゆるフォークっぽく感じられてしまいます。カバーで聴いていた「偶成」「鎮痛剤」「白い家」に並ぶような曲にアルバムで出会えなかったのが残念。

11月10日(mon)
Van Morrison「What's Wrong With This Picture?」 Van MorrisonのBLUE NOTE移籍第一弾である「What's Wrong With This Picture?」(→amazon.co.jp)は、相変わらずジャジーでブルージーでR&Bにして余裕綽々なんだけど張りのある歌を聴かせているアルバムです。緊張感のある「Evening In June」、カリブっぽい感触の「Once In A Blue Moon」、そしてブラスが実にいい具合に歌を包むミディアムナンバー「Get On With The Show」が気に入りました。収録時間はもうちょっと短めにしてもいいかも。

Buffalo Daughter「Pshychic」 Buffalo Daughterの「Pshychic」(→amazon.co.jp)で展開されているのは、聴くたびに新しいパースペクティヴが開けていくようなサウンド。ミニマルだったりエレクトロだったり電子音楽だったりする中でも、アフロを連想させる「Pshychic A-Go-Go」が特に面白かったです。音の抜けが良くて、聴いていて単純に気持ちいいというのも素晴らしい。あと、なにげに人の声の使い方が実に上手いです。

11月9日(sun)
朝の9時過ぎという休日の僕には超早朝に投票所へ。投票率が低いと大きな組織が有利になってしまう危機感から投票へ赴いている部分が大きいし、しかし肝心の投票先はもはや消去法で選んでいるしで、少々苦々しい気分で投票所を出ました。

 今日はそれからスーツ姿で新幹線に乗って遠出。行った先でも選挙の話になり、公共事業を受注する業者がせざるをえないドブ板選挙の実態の話に。

 夜に帰宅してから選挙速報を確認したら、結局その人が選挙運動を手伝っていた自民党の候補者は民主党の候補者に敗北していました。そこまで応援して負けたら大変ですね、と話していたらその通りの現実に。

 ネットやテレビを見ながら、議員の当落情報に溜飲を下げたり憤ったり複雑な気分になったり、そして山崎拓副総裁の会見での苦渋の表情にだけ爆笑したりしていたのですが、まぁ先のことを考えるとそういう細かい部分ばかり気にしている場合ではないんですよね。改憲問題とかあるし。

そんな感じで未来に思いを馳せつつも、近しい未来の話もしましょう。次回のTGVは、12月6日(土曜日)に早稲田Sabacoで開催されます。公式サイトのデザインの通り、今度はクリスマス・ムードになる、はずです。

11月8日(sat)
私があなたに惚れたのは
ちょうど十九の春でした
いまさら離縁というのなら
もとの十九にしておくれ
昔の沖縄の流行歌であるこの「十九の春」という悲しい歌が僕はとても好きなのですが、今日ビデオで見た中江裕司監督作品「ナビィの恋」は、はじめの方で嘉手苅林昌と大城美佐子が歌うこの曲が実はストーリーの伏線になっていたのでした。

 嘉手苅林昌や大城美佐子のほかにも登川誠仁や山里勇吉も出演するこの映画は、沖縄民謡はもちろんアイルランド音楽やオペラなども使われ、その音楽の配し方が実に見事でした。エンディングロールで流れるMichael Nymanによるテーマ曲はちょっと重過ぎると思いましたが。

 そしてまた実に泣ける映画でもあって、僕が一番涙腺を刺激されたのは、登川誠仁が演じる夫が、平良とみが演じる妻にマッサージチェアをプレゼントするシーン。可愛がっていた黒牛を売った金で夫は腰痛に苦しむ妻にマッサージチェアを贈るのですが、60年ぶりに島に戻ってきたかつての恋人(その名は『サンラー』!)への想いを抑えきれない妻は、表情もつくろいきれないまま「おかげでもう治りました」とすぐにマッサージチェアから立ち上がって、涙を拭うために足早にトイレに入ってしまうんですね。この二人の気持ちのすれ違いの悲しさといったら。また、妻がサンラーと島から去っていくのを知っていながらそれを止めないまま最後の日を迎え、夫があえていつものように牧場仕事をするシーンにも泣けました。

 50年も一緒に暮らしていた妻に去られる夫の心情だけを考えると胸が苦しくなるほど悲しい映画なのですが、平良とみに比べたらはるかに素人くさい登川誠仁の演技が淡々としたいい味を出していて、しかも映画の全体的なトーンは明るいのです。島の人々が「アッチャメー小」を踊っている間、カメラが戻ってくるたびに年月が流れていて西田尚美が演じる孫娘の子供が増えていくラストには、まったくあざとい演出なんだからと思いながら救われた気分になりました。

 ところで、この映画での西田尚美には17歳の頃の広末涼子を思い出しましたよ。ええ、聞き流してください。

などと僕が「ナビィの恋」を見ている間に、yosuke zanさんはいきなり沖縄へ行ってるし!

11月7日(fri)
鈴木慶一プロデュース「東京ゴッドファーザーズ」 鈴木慶一プロデュースの「東京ゴッドファーザーズ」(→amazon.co.jp)は、今敏監督作品「東京ゴッドファーザーズ」のサウンドトラック盤。ムーンライダーズのメンバーが作編曲を担当しているのですが、ムーンライダーズとしての面白みを求めて聴くとちょっと拍子抜けします。それでもメンバーそれぞれの個性がしっかり楽曲に反映されているのはさすがですが。

 しかし唯一歌詞がある「No.9」は、歌詞もサウンドもまさにムーンライダーズの世界。ベートーベンの「第九」に歌詞をつけてレゲエにしてしまった、素晴らしく荒っぽいナンバーです。なんだか開き直った「スカンピン」みたいな曲だなぁ。

鈴木博文「bonyari bonyari」 そのムーンライダーズの鈴木博文の「bonyari bonyari」(→amazon.co.jp)は、オリジナルとしては99年の「Birds」以来になる待望の新作。

 最初はちょっと緊張感が足りないかなと感じましたが、そのうち「屑になったら」が胸に染みこんできました。聴く前にはなぜ再録されるのだろうと思った「くれない埠頭」や「柵を越えて」は意外と悪くなくて、後者のちょっと古めのエレクトロなサウンドはなんだか逆に新鮮。本作のハイライトは、夏秋文尚、青山陽一、西村哲也、伊藤隆博というなじみのメンツを従えて10分以上に渡ってプレイをする「馬鹿どもの夜」です。

 苛立ちとも微妙に異なる世界への違和感を抱え、そしてうっすらとした悲しみが滲み出ている鈴木博文の音楽は、相変わらず時代性を超越したたたずまいでした。

11月6日(thu)
インターネット上で廃盤CD大ディスカウントフェアが開催されるようになってから毎年書いている気がしますが、やはり今年も極度に重いサーバとの戦いでした。そしてやっとページが開いた頃には、岡村靖幸のビデオをはじめとする重要な勝負が終わっており、軽い敗北感を味わうことに。結局今日は買う物が無くて、11日スタートの洋楽関連もめぼしい商品が見あたらないので、どうも今年は何も買わないことになりそうです。

鈴木慶一プロデュース「東京ゴッドファーザーズ」(→amazon.co.jp)、高田渡「ごあいさつ」(→amazon.co.jp)、加川良「親愛なるQに捧ぐ」(→amazon.co.jp)購入。

NTTデータによるウェブログサービス・Doblogは、この手のサービスとしてはなかなか注目されているみたいですね。気が付いただけでも、tagさんのrickdoblog、日高さんのmagrablog、jonoさんのdustycloud@Doblogが。ただ肝心の「HottoLink」が、自宅のマシンでも会社のマシンでもデフォルトのままだと表示されないんですよね。そしてダウンロードしてくるのも面倒だという。

11月5日(wed)
Stereolab「Instant 0 In The Universe」 昨年12月のMary Hansenの事故死を乗り越えてStereolabがリリースした「Instant 0 In The Universe」(→amazon.co.jp)は、5曲入り23分のミニアルバム。

 意外なほど生々しいバンド然とした演奏とエレクトロな音色が渾然となっていて、特に「Good Is Me」や「Mass Riff」の中低音がなんとも気持ちいいです。後者は途中でリズムが変わる部分が実にシャープ。来年1月にリリースされる新作を期待させるのに充分な仕上がりです。

Sonim Blogを携帯電話からも見られるようにしようと思い立ち、MovableType用携帯電話向け変換プログラムであるMT4iの導入を検討したのですが、結局安易に通勤ブラウザをかませて済ます方向に落ち着きました。ご利用はOUTDEX mobileからどうぞ。

 はてなダイアリーのモバイル版には自動リンク機能がないので、ただURLの羅列を目にするだけになりますが、一応はてなの杖日記もメニューに加えてあります。

11月4日(tue)
河内長野市の家族殺傷事件で逮捕された16歳の少女のサイトが話題になってましたね。テレビや新聞はサイトの日記や「100の質問」からやけに細かい引用をしていたし、どうも世間的にはあのサイトを見て「さもありなん」的な受け止め方をするようなのですが、彼女のサイトってゴシックロリータとかリストカッターとしては極めて凡庸なものだったので、なんで現実に事件を起こすほど突き進んだのか逆に不思議に思えました。ゴスロリやリスカ常習者が親を殺そうとしたなんて事件は聞いたことがないですしね。もっとも、実際に家族を殺傷した少年の方はともかく、少女の方は本当に家族を殺す気なんてあったのかという根本的な疑問もあるのですが。

ところでにせ粉塵工場で紹介されていた産経速報一覧もなんか妙です。「逮捕大学生もゴスロリ」って。

11月3日(mon)
今日は山下スキルさん宅で開催される音楽マニアだらけの鍋大会に参加する予定だったものの、家人が発熱したために断念。おかゆを作ったりして、ひとり鍋奉行です。

夜のテレビ朝日では、視聴者を巻き込もうとする過剰な意欲に満ちた「Test The Nation」なるIQ調査番組を放送していましたが、それよりもNHKで放送されていた裏番組「ドミノカップ2003 小学生が挑戦!ドミノたおし全国大会」の方がはるかに知性が溢れている印象でした。ええ、ドミノ倒しと聞いたらソニンヲタは見ずにはいられないものなのです(理由は2002年11月21日分をどうぞ)。

 番組名の通りいかに早くドミノを倒すかを小学生が競う大会で、最終的には全国から5校が選抜されて決勝戦に進出していました。こういう段階まで進むチームだと、ちょっとしたアイデアをもとにしてあとは努力と精神力でカバーするチームと、際立ったアイデアマンが存在するチームとにわけられて、どこか大人の世界にも通じるものを感じましたがそれはまた別の話。前者では「傾斜を使う」「ドミノの下にビーズをつける」というアイデアを多大な労力を費やして実現しており、後者だと「電磁石を利用する」「ドミノ2個を縦に接着して重くして倒れるスピードを上げる」「弓矢を使う」といったアイデアを導入していて感心させられました。

 優勝校以外の子供たちが悔し涙を流す映像に合わせて、最後に流れ出したのが森山直太朗の「夏の終わり」。意表を突かれてイスから滑り落ちそうになりました。

11月2日(sun)
早稲田祭 早稲田大学に在学している友達に誘われて早稲田祭へ。革マル派問題によって中止されていた学園祭が昨年から形を変えて復活したものです。

 今日はつんく♂と高橋がなりの対談イベントやロマンポルシェ。のトークショーもあり、会場から電話をくれたピロスエさんたちは見たようなのですが、僕らはそれらが終わった夕方頃になってやっと早稲田へ到着したのでした。午後3時過ぎに、高田馬場のインドカレー店でやっと昼食をとっている状態でしたから。

 文学部キャンパスの体育館では、Polaris、ASIAN KUNG-FU GENERATION、田中知之らが出演するライヴがあり、しかもスポンサー付きで入場無料という太っ腹さ。広い会場で聴くPolarisの演奏はCD以上に気持ちよく、集中力を喚起させられる演奏でした。

夜は「COMIC CUE」の堅田編集長、イク、僕の3人で高円寺の沖縄料理店「抱瓶」で飲み。本当にネットとエヴァ(これはイク中心)とアイドルの話ばかりで、しかもかつての自分の広末涼子への想いについて語る際には信仰告白の色彩を帯びていたことも否めなくて恐縮です。

11月1日(sat)
レンタルビデオ店へ行ったところ、無性に藤岡弘を見たいという家人の要望により、73年の森谷司郎監督作品「日本沈没」を借りることに。若き日の藤岡弘は、頭髪もモミアゲも眉毛も濃いというか多くて、毛の中に顔があるかのようです。

 「日本沈没」は140分もあるのですが、全編に渡る濃い味付けによってわりとダレずに見られました。東京を大地震が襲うシーンは執拗に恐ろしく描かれているのですが、カタストロフィー物としては、子供の頃にテレビで見た「地震列島」の方が恐かった記憶があるなぁ。今見直すとメチャクチャな映画のような気もしますが。

 そういえばこの「日本沈没」も断片的にテレビで見た記憶があって、ラストでは日本を脱出した難民状態の人々が乗せられた貨物列車の中から藤岡弘が外国の大地を見つめながら「ここが俺たちの新しい大地……!」とつぶやく記憶があったのですが、実際にはそんなセリフはありませんでした。藤岡弘のあまりの眼力に記憶が捏造されたようです。

 
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