ムネカタアキマサ for OUTDEX
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2002年12月31日(tue) - 2003年1月1日(wed)
2002年最後の日の深夜と日中は、ずっとうさみみじごくぱんちぱんちきっくのネットラジオを流しっぱなしにしていました。放送されていたのは、日本のアンダーグラウンドミュージックを31日の午前0時から24時間に渡って放送するという、勇敢にして無謀な企画。マヘル・シャラル・ハシュ・バスやシェシズや渋さ知らズや篠田昌已などを聴きつつ、大晦日を過ごしました。他の人がいい音楽を選んで流してくれるのを聴いてるのって、楽だなぁ。

NHKの「紅白歌合戦」は、日本の大衆音楽の一大エキジビションとして今回も楽しめました。見どころ、多すぎです。

 とにもかくにも中島みゆきだったわけですが、曲が始まって生ドラムの音が聞こえてきた瞬間に彼女の本気っぷりを感じましたね。家人は「なんで笑いながら歌ってるんだ」と突っ込んでいましたが、「夜会」で培われてきたであろう「歌いながら演じる」というスタイルで見事に「地上の星」を歌い切っていたと僕は思いました。ていうか、約四半世紀ぶりに彼女がテレビに出演していて、しかもよりによって地下の洞窟でバンドを引き連れて歌っている映像を目にした瞬間に、彼女のマジファンたる僕はクラクラきましたよ。痺れましたとも、氷点下だっていうのに途中で衣装を一枚脱いでいましたし。歌詞を間違えちゃったのなんて僕には些細な問題なのですが、後に出てきた石川さゆりの「天城越え」での絶唱ぶり(最高!!)を見ると、中島みゆきがもうちょいテレビ慣れしていたらあのぐらいの凄味を出せたろうとも思うんで、その辺はちょっと惜しいかな。歌い終わった後の笑顔が微妙な感じだったので、またテレビに出なくなっちゃうかもしれないなーと思ったんですが、そう言わないで欲しいものです。

 中島みゆきまでの部分では、やはり藤本美貴+モーニング娘。や松浦亜弥+メロン記念日、彼女たちの出演したアトラクションに激しく反応せずにはいられませんでした。この辺の映像のキャプチャ、Cruit「今夜は雪が降るらしい」が早くてちょっと感動。

 あと、今回は三線の鳴る率が高かったですね。BEGIN、夏川りみ、アルフレド・カセーロ&THE BOOMと。BEGINの「島人ぬ宝」は琉球音階を使った曲ではないのですが、それが逆に彼らが伝統音楽にアプローチしはじめた必然性や歌詞のリアルさを感じさせてグッときました。2002年に発売されたアルバム「ビギンの島唄 オモトタケオ2」(→amazon.co.jp)も良かったですし。BEGINが曲提供した夏川リみの「涙そうそう」では、三線が與那覇徹だったので驚きました。なんですか、このマニア泣かせな人選は。

 また、ポルノグラフィティのバックをTHE THRILLが務めるのは知っていましたが、中森明菜のステージのブラスがBLACK BOTTOM BRASS BANDだったのには意表を突かれました。ポルノグラフィティのステージでの関島岳郎の勇姿は、ワツニュ12月31日分に。そして人選面で最もインパクトがあったのは、なんといっても氷川きよしの「きよしのズンドコ節」で、途中から小西康陽によるリミックス音源が流されたことでした。やるなぁ、NHK。

 紅白のいいところは演歌をまとめて聴ける点にもあって、今回は鳥羽一郎の「海よ海よ」にやられました。吉田拓郎の「落陽」を連想させる強力な土着型ロック。作曲した宇崎竜童や彼のバンドとともに、エレキギターを抱えて歌う鳥羽一郎の姿がかっこよかったです。CD買いそう。中村美律子の「河内おとこ節」は、相変わらず超アッパーな音頭系演歌でダンサブル。香西かおりの伴奏に、上妻宏光と木下伸市という若手の人気津軽三味線奏者を揃えたのも豪華でした。ただ当の香西かおりの喉がちょっとキツいなと感じたぶん、「津軽山唄」を歌った細川たかしの喉の凄さを痛感。そして大トリの五木ひろしの「おふくろの子守歌」は、つんくの作詞作曲でした。楽曲の出来は凡庸であるものの、つんくはとうとうここまで…。

年が明ける瞬間は普通に年越しそばを食べながら。

新年初ソニンのため、TBSの「CDTVスペシャル 超豪華!年越しライヴ 2002-2003」を見たのですが、トーク部分で570キロマラソンの写真を紹介したり、「大好きです、TBS!」と発言したりした後はさっぱり出てこなくて、やっと歌のステージに現れたのは午前3半頃。一応「カレーライスの女」と「津軽海峡の女」のメドレーでしたが、「カレーライスの女」がサビだけだったのには泣きました。

 あと、夜にフジテレビの「第40回 新春かくし芸大会」にも中国語ドラマで出ていましたが、これも出演部分はほんのちょっと。少ししょっぱい気分のソニン初めでした。

夕方に近所の神社へ初詣に出掛けたら、いつもの町は午前3時かと思うほど静かな雰囲気でした。正月だなぁ。おみくじは中吉。書かれていたことは、内緒。

帰りにTSUTAYAに寄ったので、今年最初のCDを購入。桑田佳祐「東京」(80円)、元ちとせ「この街」(180円)をともに中古盤で。桑田佳祐の「東京」では、カップリングの「可愛いミーナ」がサザンオールスターズの「LOVE AFFAIR〜秘密のデート」を連想させる素敵なオールディーズ風ナンバー。元ちとせの「この街」では、COILの岡本定義が書いた「ハミングバード」が気に入りました。

今年書いた年賀状は3枚。郵便以外に通信手段がない人にだけ書きました。

夜、家人がデパートのお年玉抽選で当てた、1メートルを超える巨大な白いクマのぬいぐるみが我が家に。新年早々、この長ったらしい日記を僕に代わってパソコンに向かい打っているのはそのクマです。彼はつぶやきます。

 「偏狭で独善的な正義と距離を置けますように。」

 「一秒でも長く心の平穏や晴れやかな笑顔がもたらされますように。」

 「不条理な死に襲われない程度の運がありますように。」

 「僕やあなたたちに。」

羊の代わりにクマ

本年もよろしくお願いいたします。

12月30日(mon)
昼過ぎに起きて食事をしたら、魚を食べている途中で口の中に何かコロリとした塊が。「異物混入だ!」と騒ぐこともなく、小石でも入っていたのかな…と吐き出して捨てました。けれど、食後にどうも奥歯が変だと思い舌先で確かめたところ、欠けていたんです。左側の奥歯の外側の縁が。慌ててさっき捨てた塊を見ると、いかにも「虫歯でございます」という感じなのでした。

 というわけで、12月30日に歯医者探しです。全然痛みはなかったのですが、以前欠けてきた虫歯を放置しておいて激痛に襲われた経験があるので、さすがに正月前になんとかしなければと思いました。しかし近所の歯医者は当然のように休みで、結局役所のホームページから診療しているセンターを探して電話することに。

 センターに向かう途中、そういえば以前にも休日に虫歯の応急処置のために同じ場所へ向かったことを思い出しました。あれはたしか皇太子結婚の日。あの頃に比べて、休日診断について調べるのもインターネットのおかげでずいぶん簡単になったものです。ていうか、こういうのが一般的なネットの利用法なんですよね。

自宅を出てから1時間後には応急処置も完了。そしてやっと唐木元くんの家での「暮れのお茶会」へ向かいました。さんざん道に迷いながら到着したところ、玄関に「買い物に行ってるんで入っていて」という付箋が。その言葉に甘えてお邪魔すると、お茶会の始まる時間をかなり過ぎているのに誰もいません。しょうがないから広くて整理されている部屋に感心したり、棚のCDや本をチェックしたり、挙句は携帯電話からはてなアンテナ経由で元くんの日記を読んだりしていたのですが、それでも誰も来ないので、ソファーに寝転がって待つことに。点けっぱなしだったテレビの中でクイズの司会者をしているみのもんたを、「みの、テンションたけーな」とか思いながら翳りゆく部屋の中でボーッと見ていました。戻ってきた元くんいわく、「みのってブードゥーっぽいよね」。確かに。

 容器に直接湯をぶっかけていく、トラディショナルかつワイルドな方法で淹れてもらったお茶を飲んだり、出会って1年半ぐらい経つのに初めて元くんの経歴を聞いたりしているうちに、他のお客さんも到着。初めて会う方ばかりです。元くん以外で唯一会ったことがあるのは犬のジャリで、僕が背中を掻いてあげると気持ち良さそうにするんで可愛いったらありゃしません。

 元くんの部屋には驚くほどCDが少なくて、インプットの量に比べて本当にアウトプットが多い人なのだなと、少し羨ましく思いつつ感心しました。本人は妄想を膨らませているだけだって言ってましたけど。

お茶会を辞してからバイトを終えたイクと合流して、better than travelに出演するSPANK HAPPYを見るために渋谷club asia "P"へ。今日の菊地成孔と岩澤瞳は苛立ちとダルさに満ちている感じで、とても毒々しいオーラをステージ上からドロリと流していました。間奏の間に、白い薔薇の花を一本ずつ観客に配る瞳ちゃんと、引きちぎって観客にバラまく菊地さん。今日は新曲もなければMCも少な目でしたが、「ホー・チ・ミン市のミラーボール」で振り付けとフリーダンスによる二人の踊りを見れたので個人的にはOK。

 あと、今年発表されたSPANK HAPPYのトラックの中で僕は「Theme song under the cloudy heavens」が一番好きだと気づきました。アンコールでも披露された「拝啓ミス・インターナショナル」の「ANGELIC」収録バージョンと並んで。

 会場には今日も知った顔が多くて、中西さんミヤビさんピロスエさんハルヲさんなどなどの皆さんが。前回のTGVでDJをしてくれたkoumeさんもいて、今日は彼が参加している青梅街道派がSPANK HAPPYのライヴでVJを担当していたのでした。昨年7月のTGV以降、この組み合わせはすでに数回見てきましたが、SPANK HAPPYの素材が増えたことに加え、楽曲のイメージに合わせつつも少しズラしてみせてイメージを広げるような映像を流していた点で、今回は特に見事なVJっぷり。お疲れ様でした、今度TGVと合同新年会をしましょう。

2002年の更新は本日分をもって最後となります。とりあえず2003年はアッパーな感覚を求めなくてもいい程度に落ち着きたいなぁという抱負を語りつつ、それを2002年の反省にもしたいと思います。このテンションや慢性的に睡眠不足の生活は、たぶんそろそろ限界だしなぁ。そんなことを言いながら、年が明けた1月には3回もDJをすることになりそうなんですが。

 来年はどういう社会情勢になるか皆目見当がつかない、というか不安材料ばかりが転がっていますが、とりあえず生きられる間は死なない程度に生きましょう。僕と関わってくれた皆さんの2003年の幸せを心の奥底から祈ります。今、この日記を読んでくれているあなたも含めて。

 それでは皆様、良いお年を。

12月29日(sun)
小石川ふに「マジカルふにゃっと」(→amazon.co.jp)、山本マサユキ「ガタピシ車でいこう!!」林の巻(→amazon.co.jp)「六本木リサイクルショップシーサー」(→amazon.co.jp)、「BUBKA」2月号購入。

27日の日記で触れた高木正勝が参加する「days おだやかな日々」というイベントをnamuさんに教えてもらいました。ビデオインスタレーションを行うそうで、1月12日にはライヴもするとか。

複数のメンバーによって運営される「ハロプロテキストポータル」((C)タクヤさん)・ハロー!テクストがプレオープン中。安倍麻美プレデビューイベントのレポートも面白かったです。

今年は31日中にもう一回更新しますよ。

12月28日(sat)
テルくん向島くんぴーちゃんの鍋に誘われていたのですが、知らされたのが昨日なので参加できず、その鍋が始まる頃に僕は横浜にいました。みなとみらいです。

 夕方に行ったせいか、土曜日、しかも年末のわりにはクイーンズスクエアは混んでいませんでした。あそこのコムサって初めてちゃんと見たのですが、だだっ広いスペースにモノトーンを中心とした服が並んでいると、ちょっとすごい空間だなぁと感じます。ただ、セール品は普通に安いし、文房具とか日用雑貨は50%オフとかで売られているし、ああどこも不況なのだなぁ、とも。そしてコムサの子供マネキンはチャッピーみたいでした。

帰宅してから「モーニング娘。サスペンスドラマスペシャル」。「三毛猫ホームズの犯罪学講座」は、突っ込みどころが多すぎて疲れてくるほどでした。むしろ楽しめたのは、全然サスペンスじゃなかった「おれがあいつであいつがおれで」の方。紺野あさ美が演じる、将来間違いなくマッドサイエンティストになる眼鏡っ娘キャラが最高でした。男の子と人格が入れ替わった役の吉澤ひとみは、普段のキャラとあまり変わってなかったなぁ。

 あと、CMの間にNHKの教育テレビを見たら樹木希林が出ていて、ドラマでもない番組なのに極めて高い濃度のドラマっぽいオーラを放っていました。その後またCMの間に教育テレビを見たら、今度は村上隆が。いつ国外退去処分になっても不思議じゃないぐらいヒッピー臭い格好で中国にいました。

12月27日(fri)
高木正勝「Journal For People」(→amazon.co.jp)購入。今年のCDの買い納め、かな? 12月8日に観たSKETCH SHOWのライヴは高木正勝がVJを担当していたのですが、中途半端に意味のあるような映像を排して抽象的な映像ばかり流していた彼のVJには好感を持ちました。

家人が録画してくれた「ミュージックステーション」のスペシャル版はソニンの歌の部分から録画されていたので、EE JUMP解散に触れたというトークは観ることができませんでした。

 「津軽海峡の女」でバックを務めていたCHILD(年内で活動休止とか)を従えて彼女が歌ったのは「カレーライスの女」。歌う際の表情がこれまで以上に豊かになり、淋しげな笑顔を浮かべる時には何か鬼気迫るものさえ感じさせます。そして「だから 私 明日も生きていける」と歌うラストでは、570キロマラソンや6万個ドミノ倒しで「向こう側」すら垣間見た彼女ならではの、絶望と希望が入り混じったかのような笑顔を浮かべていて、「やべぇ!」と思ってしまったほどでした。

12月26日(thu)
昼、つじあやのさんと偶然同じエレベーターに。昨年4月に「UNGA!」の取材でインタビューをしたので挨拶したら僕を覚えてくれていて、話しかけた瞬間にリアクションしてくれました。いい人です。

単行本「マジカルふにゃっと」(→amazon.co.jp)も発売された小石川ふにさんのホームページでは、今年休刊した「アワーズライト」で僕が連載していた音楽コラム「BED ROOM DISC JOCY」にふにさんが描いてくれたイラストも紹介されています。「work」のコーナーの「カット」をクリック。

枡野浩一「日本ゴロン」(→amazon.co.jp)、小田扉「(被)警察24時」(→amazon.co.jp)購入。

新海誠の新作「雲のむこう、約束の場所」のパイロット版がダウンロード開始。今回もまさに加野瀬未友さんが紹介していた「セカイ系」の概念が当てはまりそうな雰囲気です。ストーリーがどう展開するのかは気になりますが、この映像のセンスにはやはりツボを突かれてしまいました。

12月25日(wed)
Stereolab「ABC Music」 Stereolab「ABC Music」(→amazon.co.jp)は、91〜01年に彼らがBBCに残したセッション音源を集めた2枚組。Disc 1に収められている初期の演奏ではギターが前面に出ていて、まるでギターポップのような爽快さすら感じさせるので驚きました。それが次第に陰影を増してニューウェーブのような表情も見せはじめ、やがてエレクトロな音が鳴り出すことに。96年の「Emperor Tomato Ketchup」(→amazon.co.jp)からのリスナーである僕にはこの変化が非常に面白かったです。そして予想以上にバンドっぽい勢いのある演奏が気持ち良く、それゆえになおさらStereolabがMary Hansenを失ったことが悔やまれました。

ソニンの公式ページでは、期間限定でコンサートグッズを通信販売中。あの写真が妙なオーラを放っているサイズ不明のマウスパッドに惹かれます。

12月24日(tue)
 


(from 池田亮司「formula」)

メリークリスマス。

エスロピIIスタート。いきなり小西康陽関連のデータベースがすごいです。

 そして「第1回ハロプロ楽曲大賞2002」の結果発表も。タンポポの「I & YOU & I & YOU & I」が1位なのにはちょっとした感動を覚えました。シングルでもないこの曲が正当な評価を受けたことに。素晴らしい。

 あと気になったのが、30位にランクインしたEE JUMPの「青春のSUNRISE」(→amazon.co.jp)。12月2日の日記での僕のベスト5には挙げなかったのですが、やはりそれを後悔してしまうほどいい曲です。

 つんくというソングライターが「なんだかよくわかんないけど感動させてしまう感じ」を生み出す能力に長けていることを差し引いても、地に足の着いた歌詞や昂揚感をもたらすサウンドとコーラス、そしてソニンのボーカルとユウキのラップが溌剌としながらガッチリと噛み合っていることが、単なる卒業ソングにとどまらない輝きをこの曲に与えています。ていうか、「青春のSUNRISE」はまぶしい。

 凝りまくったPVも馬鹿馬鹿しくて好きなんですが、一番いいシーンはビルの屋上でダンサーたちとEE JUMPが踊るラスト。自分でも驚いたのですが、これ、ちょっと胸に来るものがあります。

さかもとさんのピンクパンサーが、不安定なヤプースから移転。

OUTDEXを更新、たぶん今年最後です。アクティブに生きたいねと思いつつ日記サニーデイスリーアウトチェンジNaked.MusicRider.comを「small circle of friends」に追加しました。

12月23日(mon)
枡野浩一さんの家で「うたのゆびびん」界隈の忘年会があったけど、都合が合わなくて参加できず。来年こそは。(鬼が笑いますな)

DJも原稿仕事の年末進行も終えて、会社もあと4日行けば休暇に。そういう状況になってみると、自分でも驚くほど気が楽になっています。忙しいとビートの強い音楽を聴きがちなんだけど、年末年始はもっとじっくり音楽に耳を傾けたいなぁ。音楽って、その時々の精神状態というか波長によって聴こえ方が全然変わったりしますし。あと、積み上げたままの本やマンガも読みたいです。ネットは少し控えめで。

Joni Mitchell「Travelogue」 そんな気分でJoni Mitchell「Travelogue」(→amazon.co.jp)を聴いてみると、その美しさに息を飲みます。本人がラストアルバムだと語る「Travelogue」は、これまでに発表してきた楽曲をオーケストラをバックに歌った2枚組。Joni Mitchellの少しハスキーなボーカル、歌に合わせて次々と表情を変える流麗なオーケストラ、そして楽曲のメロディーの美しさが織り成す艶やかな世界に酔わされます。

あ、来年1月22日の一挙再発に向けて、ソニーミュージックにYMOのページができてるんですね。

for better or for worseの日記で見つけたゲバ文字フォント。懐かしい…。昔は通っていた大学のキャンパスで毎日のようにこの文字を見たけど、今もあるのかな。

Not a Serious WoundからZack!のSPANK HAPPYインタビューへ。バックナンバーにも過去2回分のインタビューがあります。

12月22日(sun)
渋谷タワーレコードでカーネーションのインストアライヴ。シングル「No Goodbye」のカップリングだった「I Want You」も披露していました。「あらくれ」をプレイする前には一言「Neil Youngに捧げます」。「レオナルド」は相変わらずの名曲でした。

 そういえば、直枝政広のナポレオン・ライスの百二十日の11月24日分に書かれていた、カーネーション・コモンビル無頼庵のライヴに山下達郎が来たという話はいい話だと思いました。カーネーションを聴いているという山下達郎は、以前は空気公団を誉めていたし、意外と若手をチェックしてるんですね。そういえば、昔は山下達郎がフリッパーズ・ギターを批判していたこともありました。

Joni Mitchell「Travelogue」(→amazon.co.jp)、Huong Thanh「Dragonfly」(→amazon.co.jp)、Sekouba Bambino「Sinikan」(→amazon.co.jp)、Stereolab「ABC Music - The Radio 1 Sessions」(→amazon.co.jp)購入。

 ブックファーストのマンガ売り場では、榎本俊二「えの素」第7巻(→amazon.co.jp)、黒田硫黄「茄子」第3巻(→amazon.co.jp)、漆原友紀「蟲師」第3巻(→amazon.co.jp)、志村貴子「どうにかなる日々」(→amazon.co.jp)を。

12月21日(sat)
蒲田Studio80でメガネスクール同窓会。15時スタートなので正午には起きる予定だったのですが、目を覚ましてみたら14時半だという不思議な現象が起きてしまいました。結局会場に着いたのは、自分の出番の1時間前。前夜の僕とのやり取りから遊びに来てくれたミヤビさん、ムネカタは来ないのかと不安にさせてすいませんでした。

1  
2レイ ハラカミRed Curb
3Number Girl × Rei HarakamiU-Rei Rei Harakami Remix
4StereolabSpark Plug
5広末涼子明日へ Remixed by Tim Gane from Stereolab
6キリンジ雨を見くびるな Nobukazu Takemura Remix
7TortoiseEros
8YMORap Phenomena
9タンポポ恋をしちゃいました!(TRAMCE REMIX)
10Buffalo DaughterR&B(リズム&ベースメント)
11  
12嶺川貴子ファービー(1, 2, 3 ビート・イット)
13Dub Master XDo The House Back
14EE JUMPHEY! Mr.Sunshine

 今日のセットリストは、諸事情で1曲目と11曲目が空欄ですが気にしないでください。「最後がEE JUMPかよ!」という突っ込みは甘んじて受け入れます。流したかったんでつい…。Mary Hansen追悼でStereolab関連を2曲。Tim Ganeがリミックスした広末涼子の「明日へ」は本当に美しいトラックです。 嶺川貴子の「ファービー(1, 2, 3 ビート・イット)」は97年作「アスレチカ」の収録曲で、現在デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデンのメンバーである高井康生が在籍したAsteroid Desert Songsによるプロデュース。フロアで鳴らしてみると、すんごい低音でした。

 終了後、主催者のよしきさん・kakuteiさん・karinoさんクシダイクと打ち上げへ。よしきさんの体調は、飲んでいる最中にみるみる悪化していきました。今日は心労をかけてすいません…。

 とりあえず、雪になるという天気予報が外れて、なんとか雨のままで良かったなぁ。

次は来年1月11日(土曜日)のDon't Trust Over 30、1月13日(祝日)の第三回 輝け!人生レコード大賞でDJをする予定です。

12月20日(fri)
死にたい。ページの下の方にある、管理人さんがひとりで書いていた頃のネタが特に胸に迫ります。

俺ニュースから、毎日新聞によるコピーコントロールCDの記事「使い勝手もよくしたいコピー防止CD 売上不振の音楽業界」へ。音楽業界に取材しつつコピーコントロールCDの再生上の問題にも触れた、わりとバランスのとれた記事です。音質という重大な問題については触れていませんが。

 コピー防止による売り上げへの効果についてエイベックスのコメントが紹介されていますが、結局こういう曖昧なものになっちゃうんですよね。この記事を読んでいて、「MUSIC MAGAZINE」1月号の編集後記で高橋修編集長が「(CCCDは)リスナーにいいことが何もない」と指摘していたことを思い出しました(ところでこの編集後記、日本の音楽業界への『外圧』について触れているので興味のある方は要チェック)。

 あと、レンタルもCD-RもP2Pソフトもある状況で育った若い世代は、コピーコントロールCDをどう思っているのかなぁ。僕はCDを買いまくらずにいられない性分だし、CD代を惜しまなくていいぐらいには金のある年代なんで、そっちもちょっと気になります。

12月19日(thu)
12月21日(土曜日)のメガネスクール同窓会では、僕は18:30〜19:30のDJを担当する予定です。テーマは「歳末エレクトロ祭り(つんく♂付き)」という感じで。よくわかりませんが。

ナンバーガールの公式ページに、札幌での解散ライヴを収録した「サッポロOMOIDE IN MY HEAD状態」→amazon.co.jp)のアナウンスが。MOZUさんも書いてたけど、ファン泣かせなタイトルだなぁ。2枚組で1月29日発売。

貞本義行「新世紀エヴァンゲリオン」第8巻購入。しばらく目を離していた隙に、綾波レイがえらく人間味を増していました。

12月18日(wed)
「MUSIC MAGAZINE」1月号では、「AUGUSTA CAMP 2002」のビデオ評を執筆しています。ただしこのレビュー、文中での曲順表記と曲目表の曲順とがずれてしまっていました。執筆時にはオーガスタの「AUGUSTA CAMP 2002」のページ(収録されなかったはずの山崎まさよしによるTracy Chapmanの「Fast Car」のカバーがなぜか現在は曲目にあります)にあった曲目と照らしてきっちりと書いたのですが、実際に発売された際にはオープニングやバックステージ、リハーサルの映像の部分にもカウントが振られたらしく、そのために原稿の曲順とずれてしまったようです。サンプルの資料にもない話だったので、これにはまいりました。ただ、ユニバーサルの「AUGUSTA CAMP 2002」のページに書かれている曲順とは合ってるんですよね。これも楽曲のみのカウントなので。

「ソニン、『高校教師』で過激シーン宣言」って、またそんな仕事を…。そんな彼女が乗り越えてきた試練の数々を確認できるのがソニン最強伝説です。ユウキが失踪したまま「HEY! HEY! HEY!」に出演した時の会話ってすごいなぁ。「自分電子台」を見逃しちゃったのは一大痛恨事です。

 あと、ミムさん(お祝いの言葉ありがとうございます)のリンクで知ったソニンアンテナが素敵。

12月17日(tue)
はてなアンテナヤプースにある日記の更新情報を取得できなくなっているそうです。なんでもヤプース側ではてなアンテナのロボットのアクセスを制御しているとかで、どうも9日頃からそういう状態になっている模様。4日にヤプースがサーバダウンしたことと関係してるんですかね。OUTDEX ANTENNAでチェックしているヤプースの日記のうち、クシダイクのはチェック先のURLを変更して対応しましたが、さかもとさんピロスエさんのは更新されても反映されないようです。

 そういえば、最近は自分のサイト上で普通に日記を書いていて、さらにヤプースでもメモを書いている人がけっこう増えてますね。りゃんとかパル子さんとか。ヤプースは携帯電話からでもメールで更新できるのが便利そうです。

Sonim.jpopfrance.comは、フランス人によるソニンのファンサイト…なのかな? ディスコグラフィーも雑誌のスキャン画像も、やけに新しいものが押さえてあります。おまけにこんな画像まであるし。

12月16日(mon)
「Quick Japan」Vol.46では、「RECOMMENDED」でELEKTEL「Space Travel with Teddybear」(→amazon.co.jp)の記事を執筆しています。

PICO「ABC ピコ・ファースト」 一昨日のTGV忘年会で聴いたPICO(樋口康雄)の「I LOVE YOU」が無性に聴きたくなって、「ABC ピコ・ファースト」(→amazon.co.jp)購入。クラブでは何度も聴いていたし、7月21日の「喫茶ロックジャンボリー」でも生で樋口康雄が歌うのを聴いたんですが、CDは持ってなかったのです。

 僕が手にした初回盤は、「I LOVE YOU」のシングルバージョンとリミックスを収録した8センチCD付き。72年の作品としては、恐ろしく垢抜けたセンスのアルバムです。「マリー」もいいなぁ。

 FOOL'S PARADISEによると、来年3月19日には樋口康雄のニューアルバムが発売されるそうです。

12月15日(sun)
年末進行を邁進中、でも山場はこれからなんだよなぁ。

 12月18日発売のRhymester「This Y'all That Y'all session with SUPER BUTTER DOG」(→amazon.co.jp)は、セッションアルバム「ウワサの伴奏」で一番人気がある曲なんだそうです。クレイジーケンバンドと組んだ「肉体関係 part2」じゃないんですね。

 1月22日発売のつじあやの「雨音」(→amazon.co.jp)はすごくいい曲。そういえば、12月11日に発売された彼女の企画盤「恋する眼鏡」ってコピーコントロールCDなんですね。昨日まちださんの家にもあった「恋する眼鏡」の10インチアナログ盤、僕も買おうかなぁ。

EE!JAPAN2002年のEEJUMPを読むと、運命(というかユウキと和田マネ)に翻弄されたソニンの一年が嫌というほどよくわかります。

12月21日(土曜日)のメガネスクール同窓会まで1週間を切ってしまいました。やばっ。僕は忙しさのために前後不覚のままDJをしそうな予感がしますが、ともかくよろしくお願いします。

12月14日(sat)
「アリスのティーパーティー」を収集している日高さんクシダイクが、お互いの余ったコレクションを交換するとシリーズをコンプリートできるというので、初対面のふたりを紹介するために渋谷へ。「アリスのティーパーティー」というのは、北陸製菓が発売しているクッキーに付いてくる海洋堂製作のフィギュアです。それに魅了されたふたりが、かなりの金額を投入して目指してきたと思われるコンプリートの瞬間に僕も立ち会うことができました。3人とも感動で涙が止まりませんでした(僕は収集してないけど)。

 会話に間が空くとすぐにソニンの話をはじめるイクについ僕も便乗してしまい、日高さんは不必要なソニン知識を今日だけでかなり身に付けてしまったことと思います。なんていうか、すいません。

日高さんと別れた後、まちださん宅でのTGV忘年会へ。着いてみるとすでにMASAさん渡辺兵馬くんがいて、後からハルヲさんも。単なる内輪の忘年会だというのに、みんなレコードやCDを大量に持ってきていて力を入れすぎです。僕が持参したのは、タンポポの「I & YOU & I & YOU & I」が聴きたいというまちださんからのリクエストに応えた「All of タンポポ」と、EE JUMPの「青春のSUNRISE」の初回盤特典ビデオのみ。しかし「青春のSUNRISE」を流しても、「どうしろというんだ」という感じでみんなの反応がないのにはめげました。結局、消化不良に陥った僕もまちださんのレコードを好き勝手に使って、アナログプレイヤー2台でDJをすることに。床に座り込んでレコードと戯れる男子たちを見て、まちださんの奥さんは一言「保育所みたい」。

 新築のまちださん宅は、コンクリートの壁の外へ染み出しそうなほど新婚ムードに溢れていました。奥さんの手料理、おいしかったです。

この「小心者の杖日記」、カウンタが100万を超えました。日記を書き始めた96年当時には想像もできなかったほど個人サイトが獲得できるアクセス数の上限はあがったし、丸6年かけてやっと100万という数字も現在では別に自慢できるようなものではありません。ただ、書くことと書かないこととの間で迷い続けたり、人生いろいろあったりしつつも、もう6年も書いてしまったのか…という感慨が無いと言えば嘘になります。そしてなにより、この日記を通じて出会えた多くの(人生が変わってしまったほどに多くの!)人たちに深い感謝を。

 閉鎖するには今日が絶好の機会だなぁ…なんてこともぼんやり考えましたが、そのチャンスはみすみす逃すことにします。

12月13日(fri)
namuさんが紹介していたVESTAXのポータブルレコードプレイヤー・handy traxはちょっと面白そうです。HMVの通販だと16800円。まぁこういうのを買うより、レコードを瞬殺するほど埃っぽい自室を片付けて、現在持っているアナログプレイヤーでレコードを聴ける状態にした方がいいんですが。

オリコン「第35回日本レコードセールス大賞」発表発表。小田和正の「自己ベスト」って175万枚も売れたんですか。作詞家、作曲家ともに1位は光男ビ♂ト((C)ミムさん)ことつんくです。

Stereolab「Emperor Tomato Ketchup」 StereolabのMary Hansenが交通事故で亡くなったそうです。OOPS!に「ステレオラブのメアリーが交通事故で死去」、bounce.comに「ステレオラブのメアリー・ハンセン、交通事故により死去」の記事が。最新作であるラジオ・セッション集「abc music」こそまだ買ってないものの、96年の「Emperor Tomato Ketchup」以降のすべてのアルバムを聴いてきた身としては、彼女がこれから奏でるはずだったサウンドが二度と聴けなくなってしまったことが悔やまれます。メンバーのそれぞれがただならぬ個性を漂わせていたエクスペリメンタルなバンド・Stereolabのひとりが、こんな形でバンドを去ってしまうとは…。死が突然に人を襲う現実の残酷さを噛み締めつつ、Mary Hansenの死を悼みます。

12月12日(thu)
とり・みき「遠くへいきたい」第4巻(→amazon.co.jp)「膨張する事件」(→amazon.co.jp)、魚喃キリコ「strawberry shortcakes」(→amazon.co.jp)、やまじえびね「インディゴ・ブルー」(→amazon.co.jp)購入。とり・みきの新刊が一気に2冊出て嬉しいなぁ。

CDではカーネーション「VENTURE BUSINESS Vol.02」(→amazon.co.jp)、松任谷由実トリビュート「Queen's Fellows : yuming 30th anniversary cover album」→amazon.co.jp)を。

愛用しているタブブラウザ・SleipnirのVersion 1.40正式版がリリース。2002年 窓の杜大賞にもノミネートされていたので、Sleipnirに投票しておきました。

12月11日(wed)
僕がDJをさせてもらう12月21日のメガネスクール同窓会、1月11日のDon't Trust Over 30の告知ページがアップロードされました。「メガネスクール同窓会」では、もう余計な力を完全に抜き去って、赤裸々で馬鹿馬鹿しい心情吐露のように好きな曲ばかり流します。デザインのかっこいい「Don't Trust Over 30」のページでは、僕は「plays Second Summer of Love (but not Techno)」ということに。こちらでは、ちょっと大人っぽい雰囲気のとっておきの曲ばかり流す予定です。

オリコンのウィークリーシングル50に、クレイジーケンバンドが2枚同時にランクイン。14位に 「クリスマスなんて大嫌い!!なんちゃって」(→amazon.co.jp)、23位に「タイガー&ドラゴン」(→amazon.co.jp)が入っています。とうとうブレイクしちゃったんだなぁ。今年4月の段階で横山剣さんにTGVに出てもらっといて良かったですよ。

Googleが2002年の検索キーワードランキング・2002 Year-End Google Zeitgeistを発表。「え、女性名の1位が乙葉?」なんてことに気を取られている場合ではなく、注目すべきはGoogle Zeitgeistにある2002年8月のランキングデータ。タレント部門の1位がソニンなんです。あのうだるような暑さだった真夏の日々、全国規模でみんなソニンの裸エプロンに夢中だったとは…。

 ところで今、SunshineにあるEE JUMP関連ニュース記事へのリンク集・Web Newsから昔の記事へ飛ぶといろいろ味わい深いです。バック宙するソニン。あと、ユウキ復帰ユウキ脱退に同じ写真が使われているのは皮肉すぎます。

12月10日(tue)
最近噂されていたエヴァンゲリオン関係の新たな動きは、結局DVDリマスターシリーズの発売でしたか。www.evangelion.co.jpも登場、庵野秀明のページのトップもエヴァに。DVDプレイヤーを初めて買った時に、ガイナックスの通販でエヴァのDVDをまとめて購入したのでいまさら買う物もないとは思うのですが、気にならないというと嘘になるのが悲しいところです。

ZDNetの「『良い音のCD』はどうやって作るか」という記事では、エンコードK2技術の紹介も含め、ビクターとビクターエンタテインメントによるCD制作の現場が紹介されています。言えない話もあるのかなぁとは思いますが、こういう職人気質の人の発言を読むとちょっと安心しますな。そして「コピーコントロールは、音質変化要因の“1つ”でしかない」という記事では、「コピーコントロールが音が悪いから、ENC K2を導入したわけでは全くありません」というビクターのコメントも紹介されています。

12月9日(mon)
来年1月22日発売の椎名林檎「茎(STEM)」(→amazon.co.jp)のサンプルが到着。資料にはこのシングルがCDエクストラだと明記されているのですが、2月23日発売のアルバム「加爾基 精液 栗ノ花」(→amazon.co.jp)の仕様については触れられていませんでした。先日Tribalistas「Tribalistas」(→amazon.co.jp)のブラジル盤を聴いた限りでは、コピーコントロールCDでは繊細な音ほどその影響を受けるようなのですが、「加爾基 精液 栗ノ花」へとつながる「茎(STEM)」で聴けるのはまさにそういうサウンドなのです。
12月8日(sun)
渋谷AXで細野晴臣+高橋幸宏によるSKETCH SHOWのライヴ。あまりに混んでいたので開演前は「チケットが7500円もするんだから席ぐらいある会場にしろよ」と不満を感じていましたが、ライヴが始まったらそんなのはすべて吹き飛びました。オープニングから細野晴臣と高橋幸宏が現れて挨拶をして、その背後を変装した坂本龍一が通り過ぎていくんですから。構成はほぼさかもとさんの日記の12月7日分で紹介されているのと同様。なんとも大人のユーモアとウィットに溢れ、そして密度の高いライヴでした。

 バンドには、事前のアナウンス通り小山田圭吾やニール&イライザの堀江博久も参加。特別扱いされるわけでもなく、最初から普通に演奏していました。SKETCH SHOWの挨拶が終わると、バンドだけでYMOの曲を演奏したりしていて、昔の楽曲をプレイすることを頑なに拒んでいる印象だった(実際には演奏していたような気もするけどとにかくそういう印象だった)93年のYMO再生ライヴとはまったく違う雰囲気。余裕が違うというか。あの時、東京ドームで観た彼らは「点」としてしか認識できなかったな…なんてことも思い出しました。

SKETCH SHOW「AUDIO SPONGE」  ライヴは当然ながら「AUDIO SPONGE」(→amazon.co.jp)の楽曲が中心で、ディープなテクノからファンキーなチューン、ソフトロックや「夏の日の恋」まで、なにげにえらく幅の広い音楽性を見せ付けていきます。「Do You Want To Marry Me」は名曲過ぎ、そして高橋幸宏の声質に合い過ぎです。「Gokigen Ikaga 1.2.3」をやってくれなかったのはちょっと残念だけど、まぁいいかと思えるほどの満足感。ただ、バンドが引っ込み、SKETCH SHOWが一段高い所でDJのように機材を操作していた後半は、観客が踊るでもなく直立していて妙な雰囲気でした。藤本美貴に触発されたと推測される(妄想)ダンスをSKETCH SHOWが踊り出した時は面白かったですが。

 アンコールは2回。坂本龍一参加の擬似再生YMOで「CUE」や「中国女」(←修正しました)を演奏されたら、そりゃあ冷静じゃいられません。特に「中国女」はすごくロックしていて最高でした。小山田圭吾がまさに小山田圭吾らしいギターの音を出すと、それに対抗するかのように徳武弘文も徳武弘文らしい音をしっかり出していたのも良かったです。そして、YMOと90年代渋谷系が同じステージに同居している光景を不思議な気分で観ていました。

来年出るSKETCH SHOWの4曲入りEPには小山田圭吾が参加するとかで、これも楽しみ。もっともそれより先に、1月22日に再発されるYMOのオリジナル・アルバム群を全部買ってしまいそうです。ほとんどアナログで持っているのですが、今回のライヴですっかりその気にさせられました。

12月7日(sat)
ナンバーガール「7・20・2002 OSAKA / 7・25・2002 TOKYO」 札幌でのナンバーガールの解散ライヴも見届けたかちゃくちゃくんが、会場で販売されていた「記録シリーズ・CD」2種を送ってきてくれました。今年6月〜7月のライヴを収録した各2枚組で、計53トラックというボリューム。全編焼き切れんばかりにテンションが高いのは言うまでもないことですが、特に「INUZINI」における民謡調の展開とそれに呼応する聴衆の熱狂には圧倒されました。曲の前にある向井秀徳によるMC、というか妄想の吐露が収録されているのもいいなぁ。

 黄色い「7・20・2002 OSAKA / 7・25・2002 TOKYO」の2枚目にはこだま和文との共演も収録されていて、田渕ひさ子がボーカルをとる「NUM-HEAVYMETALLIC」も。この不穏で殺気立ったプレイが音源化されて聴くことができたのも嬉しかったです。

 それにしても「OMOIDE IN MY HEAD」。ここに収められた2種類のバージョン(特に東京の方)も、ハードにしてシャープ、そして色合いを次々に変えていく演奏と、向井の吠えっぷりが最高です。

ナンバーガールの最後のライブについては、MOZUさんによるレポート「NUM・無常の旅」を。泣けます。

菊地成孔日記によると、大友良英がデートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデンを脱退するそうです。デトコペ自体の屋台骨は揺らがないとは思うけど複雑な気分。

 そういえば、11月25日の日記で書いたように、今年僕の頭の中で鳴り続けていた曲だけを集めてMP3にしてみたんですが、その結果できあがった92曲には大友良英の「風をあつめて」と大友良英ニュー・ジャズ・クインテットの「ユリイカ」も含まれていました。

12月6日(fri)
昨夜の「深夜の星」では、11月21日の「うたばん」で流されたソニンのドミノ倒し企画を、再び1時間枠放送していました。ドミノテラピー研究者(とされる人物)が理屈を話したり、完成間近になって撮影の準備をするスタッフを「うたばん」では「研究員」とテロップを流していたのに今回は「スタッフ」に直すなど、多少まじめな企画に見せようと編集していましたね。とりあえず、3日間かけたドミノの崩壊を目の当たりにしたソニンが嗚咽しはじめたのが、意外と長い沈黙の後だったことがわかったのが今回の放送での収穫(?)でした。個人的には、あのシーンを編集なしのフルバージョンで流してほしかったなぁ…。
12月5日(thu)
というわけでTribalistas「Tribalistas」(→amazon.co.jp)のブラジル盤がコピーコントロールCDだった話の続きです。購入したタワーレコード渋谷店では何のアナウンスもなくて、そしてケースにも日本のコピーコントロールCDにあるようなシールもなかったので、そんなことを疑いもせずに買っちゃったんですよね。

 そしてパソコンに入れてみたら突然何かをインストールしはじめて、「まさか」と思いつつキャンセルを押したもののすでに手遅れ。初めて見るプレイヤーが起動してしまいました。で、それが何かを確かめるためにいじっていたらMIDBARという文字が。インストールの了解はとらないし、アンインストール方法はわからないしで、噂通りになかなか不愉快なシステムでした。そんなわけで、FacsySで配布しているavex CCCD Player 完全アンインストーラを使って削除することに。これ、海外の人たちはどう対処してるんですかね。

 今になってよく見ると、ケース裏の下にコピーコントロールCDっぽいことが書いてあるんですが、なにせポルトガル語なのでよくわかりません。あと、ケースのCDを収める部分にはしっかり「Compact Disc Digital Audio」のロゴが入っていて苦笑しました。

Tribalistas「Tribalistas」 そして肝心のTribalistasの「Tribalistas」ですが、アルバム自体はとてもいい出来です。Tribalistasは、Marisa MonteCarlinhos BrownArnaldo Antunesというブラジル音楽界の大物が組んだユニット。基本的にしっとりとした穏やかなムードの楽曲が中心で、メロディーが美しいのはもちろん、リズムやコーラスなどサウンドの細部まで作り込まれています。

 安くはないけれど特別高価でもないケンウッドのオーディオシステムを使用している僕としては、「コピーコントロールCDの音も意外と聴けるもんだなぁ」というのが聴き始めた当初の正直な感想でした。しかし、そこに暗雲が漂ってきたのが「Mary Cristo」。この曲では鉄琴のような高い音が印象的で、リズムを刻むアコースティックギターや不意に鳴るエレクトロな音などが、薄いながらも心地いいサウンドを構成しています。ところが、どうも微妙に音が歪んでいるというか、音の空間的な響き方が不自然なのです。コピーコントロールCDということで僕が意地悪く聴いているのかもしれないし、結局は非コピーコントロールCDの音と比較してみないとわからないことですが、音響面でも繊細な配慮がされた作品だけに、今回の仕様にはなおさら違和感を持つことになりました。

この日記からリンクしているAmazon.co.jpで売られているのはアメリカ盤のようですし、HMVによるとヨーロッパ盤も出るらしいので、それがコピーコントロールCDかを確認して買った方が正解だと思います。

12月4日(wed)
クレイジーケンバンド「タイガー&ドラゴン」(→amazon.co.jp)「クリスマスなんて大嫌い!!なんちゃって」(→amazon.co.jp)、ROVO 「FLAGE」(→amazon.co.jp)、Tribalistas「Tribalistas」購入。

クレイジーケンバンド「タイガー&ドラゴン」 クレイジーケンバンドの「タイガー&ドラゴン」は実質4曲を収録。「タイガー&ドラゴン」は和田アキ子テイストが溢れる熱唱ソウルナンバー、「ヨコスカンショック」はファンクで、両方ともドス黒い中にも日本的な風景が滲み出ているのがクレイジーケンバンドらしいです。「アメ車と夜と本牧と」は、マンスフィールドこと池田正典がリミックス。

 「クリスマスなんて大嫌い!!なんちゃって」はJ-PHONEのCMソングで、実質1曲+インフォメーション。こちらの歌詞は、なんと安全地帯の作品でおなじみ松井五郎と横山剣が共作していて驚きました。同じクリスマスソングでも、「タイガー&ドラゴン」収録の「ファイアー・クラッカー」よりアクが薄い感じです。いい曲なんだけどね。

ところでTribalistas、コピーコントロールCDじゃねぇか! 輸入盤、しかもブラジル盤なんで油断しちまった! というところで明日へ続きます。

12月3日(tue)
会田誠「会田誠第二作品集 三十路」 表参道NADIFFで会田誠「会田誠第二作品集 三十路」(→amazon.co.jp)購入。切腹する女子高生、壁に書かれた「美少女」という文字の前で全裸で自慰を試みる会田誠、ジューサーにかけられる無数の少女たち、そしてきわめつけが「食用人造少女・美味ちゃん」シリーズ…。本をパラパラとめくってこれらのインパクトの強烈な作品だけ見れば「ひでぇ」という一言も出ようというもの(そしてレジへと運ぼうというもの)です。しかし購入後にじっくり本書を見て呆気にとられたのは、むしろ「幕の内弁当のようにバラバラなテイストの作品を並べ、全体として僕(を1サンプルとした現代日本人の良かれ悪しかれ)を表現する」と本人が語るコンセプトの徹底ぶりでした。

 作品は絵画や写真から、ムービー、オブジェ、俳句(パンチラ俳句)、新宿御苑の改造計画がみっちりと板書された黒板まで。中でも「戦争画RETURNS」シリーズを貫く、あらゆる「正義」への嫌悪のようでいて、しかしそんな次元の理屈を超えているであろう何かに惹かれました。大塚英志の「『彼女たち』の連合赤軍 サブカルチャーと戦後民主主義」文庫版(→amazon.co.jp)の表紙に使われていた「美しい旗」も収録。

 日本の住宅地の写真の上空にカラフルな色彩で爆煙を描いた「低温火傷」は、ニューヨークで浮かんだ日本のイメージを元にしているそうで、これにはとてもリアルなものを感じました。

12月2日(mon)
顎関節症の痛みがすっかり消え去りました! …でもこれ、きっと僕が昨夜は1時間しか寝てないからなんですよね。そりゃあ歯軋りしたり歯を食いしばったりする時間もなかったんでしょう。顎は好調ですが、それ以外は全部不調です。壊れ気味の睡眠のサイクルを直さないとなぁ。

ピロスエさんが「第1回ハロプロ楽曲大賞2002」を開催中。こういう企画をされちゃうとまんまと僕も語りたくなっちゃうので、今日の気分で2002年のつんく♂ワークスベスト5を選んでみました。

1位 タンポポ「I & YOU & I & YOU & I」
 10月1日の日記参照、「All of タンポポ」(→amazon.co.jp)収録の新曲。瀧坂さんも1位に挙げていましたが、まさに同感です。つんく♂のソングライティング能力と永井ルイによるブリティッシュ路線が見事に結実した、夢見るようなポップチューン。これ、聴いとかないと損ですよ。

2位 モーニング娘。「男友達」
 3月30日の日記参照、「4th いきまっしょい!」(→amazon.co.jp)収録曲 。安倍なつみのソロ曲で、こういうベタなんだけど甘酸っぱい歌に僕は思い切り胸を締め付けられてしまいます。

3位 タンポポ「BE HAPPY 恋のやじろべえ」
 10月6日の日記参照、シングル(→amazon.co.jp)。最初聴いた時に彼女たちのラップが誰かに似てるなぁ…と思ったら、「火星ちゃん こんにちは」の頃のハバナエキゾチカでした。いかにもラップ専門じゃないボーカリストによるラップ、という感じで。

4位 ソニン「津軽海峡の女」
 11月21日の日記参照、シングル(→amazon.co.jp)。僕にはこれ、ワールドミュージックとして聴こえます。

5位 EE JUMP「さよならした日から」
 シングル「青春のSUNRISE」(→amazon.co.jp)のカップリング。なんかまだAmazonco.jpにビデオ付き初回盤の在庫があるんですね…。失恋後のぼんやりとしたせつなさを描いた地味なんだけどいい曲で、この曲に漂う生活感は後のソニンのソロシングルへとつながっている印象です。サビでの「An An 泣かないで」なんていうユウキのラップもすっかり安定していて、EE JUMPの終焉を淡く彩っています。

12月1日(sun)
目を覚ましたら午後4時。起きたらすぐに外が暗くなっていくよ…。

「MUSIC MAGAZINE」のレビューのため、杏子・山崎まさよし・元ちとせ・スガシカオといったOFFICE AUGUSTAのアーティストが出演した「Augusta Camp 2002」のビデオを観ました。山崎まさよしがTracy Chapmanの「Fast Car」を歌っているのに資料に曲名がないのを不思議に思っていたら、「Augusta Camp 2002」のページに「作者トレイシーチャップマンより今作商品化に関する承諾を得ることが出来」なかったために曲目を変更したと書かれていました。こまかい経緯はわかりませんが、いい映像だけにもったいない話です。

29日の日記で触れたソニンのバックバンドですが、彼らはCHILDだという情報をいただきました。公式ページも発見しましたが、他のメンバーはともかく確かにベースはこの人ですね。「Information」にもソニンのサポートをしていると書いてありました。で、彼らが所属するイッツプロモーションはアップフロントエージェンシーグループなのだそうです。

 
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